「辞退防止策」
内定辞退は本当にがっかりしますね。
クライアントに多大なご迷惑をおかけします。
内定辞退を減らすにはどうしましょうか?
結論から言うと
「貴方、内定したら、この会社に入社しますか?」
と何度も聞くしかないですね。
何度も聞くと逃げられなくなって本音が出てきます。
5回も10回も聞いてください。
A:「はい。必ず入社します。」
B:「前向きですが、条件が整えば入社します。」
C:「いやー、何とも言えません。」
だいたいこんなパターンでしょうか?
Aタイプは元々第一志望だということですね。
比較的楽なパターンですが、
現職の引き止めや家族の反対など最後まで安心できません。
B:「前向きですが、条件が整えば入社します。」
Bタイプは最も多いパターンで要注意ですね。
突っ込まないと駄目ですね。
「え? 具体的にどんな条件が整えば入社するのですか?」
この質問に率直に答えず
ごかます、はぐらかす人は可能性が低いです。
「最低現在の年収が確保できれば問題なく入社します。」
それでも突っ込みましょう。
「他に応募されている会社で、もっと高い年収を提示されたらどうされますか?」 とか。
「年収だけの問題ではありません。
それでも、●●●の理由でご紹介していただいた会社に入社します。」 なのか?
「いやー、他の会社でもっと高い提示をされたらわかりません。」 なのか?
突っ込み方は、ケースバイケース、相手の方によって
言葉遣いには気をつけないといけませんね。
私は率直に聞きすぎて、よく墓穴を掘っています。
C:「いやー、何とも言えません。」
このパターンは、
「私はその会社には入社しません。」
と言っているに等しいでしょう。
最後のすべり止めぐらいにしか考えていないでしょう。
「そうですか?
承知致しました。
だったら辞退された方がよろしいでしょうね?」
この場合は、早くクライアントに知らせて不合格にしましょう。
もしくは、早期に辞退していただきましょう。
クライアントの貴重な時間を割いていただくだけご迷惑です。
とにかく、
「貴方、内定したら、この会社に入社しますか?」
この質問を事あるごとにするしかありません。
クライアント、キャンディデート、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)
辞退は全ての関係者の時間を無駄にします。
「無駄ではない辞退」 もありますが
話が長くなるので
それはまたあらためて書かせていただきます。
「弱きもの人間
欲ふかきもの
にんげん
偽り多きもの
にんげん
そして人間の
わたし」 みつを
合掌。