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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「リクルートキャリアのアンケートに物申す」

「リクルートキャリアのアンケートに物申す」

今月末にリクルートキャリアの水谷社長と飲む約束をしているので

その時本人に直接言えばいい話ですが、

ちょっと我慢ならんので先にブログに書かせていただきます。

今回のリクルートキャリアからのアンケートの名前は、

「人材ビジネス市場の実態と今後に関する調査」 と言うものです。

本来なら協力して返送したいのですが、

アンケート内容を拝見して驚き回答するのをやめました。

私が我慢ならんのは、アンケートの質問が各人材紹介会社の経営実態を

丸裸にするような立ち入った内容であるからです。

例えば、下記のような質問です。

問2-1:登録者の募集方法について、募集方法別の人数構成比をご記入ください。

問2-2:有料募集についておたずねします。

      募集・媒体費または人材紹介部門総売上高に占める募集・媒体費の

      比率をご記入ください。

問2-3:問2-2でお答えいただいた、「募集・媒体費」の費用内訳についてご記入ください。

問3-1:決定者の平均年収および平均コンサルティングフィーをご記入ください。

問3-2:前期・直近期(実績)および今期(予測)の決定者数・業績・従業員数について

      おたずねします。

問3-3-4:今期の貴社の採用予定について、採用予定ありの場合は採用予定人数を

        お教えください。

こんな質問に真面目に回答したら、各人材紹介会社の経営実態は丸裸じゃないですか?

売上から募集費用や従業員数から推定する人件費、オフィスの推定賃貸料などを

引き算すれば、粗利益や営業利益も推定できます。

従業員一人あたりの生産性もわかります。

当然、RANサービスが経営にどれぐらいのインパクトを与えているかもわかります。

ここまで回答させて、見返りは 「分析レポート」 のみ?

他人にものを尋ねる時は、まず自社の経営実態を公表した上でやっていただきたい。

同じアンケート項目に回答いただき、まずは自社の経営実態をお教えいただきたい。

その上で、他社にアンケートの回答を依頼するなら、まだわかります。

そして、アンケートも郵送ではなく、担当営業マンが1社1社訪問・持参して

頭を下げてヒアリングするならまだわかります。

毎年労働局に提出する事業報告書よりも詳細な内容のアンケートに回答し

なぜ民間企業で同業のリクルートキャリアに提出しなければいけないのかわかりません。

そんな事を感じるのは、私だけでしょうか?

業界のリーディングカンパニーとして、もう少し熟慮いただけないでしょうか?

「原点

アノネ

人間にとって

一番大事なものはなにか?

そこを原点として考えてゆけば

あとは自然にわかってくるよ」       みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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