ホーム > 社長ブログ > 「人生最期の3日です」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人生最期の3日です」

「人生最期の3日です」

このように言われたら、どのように過ごしますか?

先日、自分で勝手に、 

「今日から人生最期の3日間」 

だと言い聞かせて過ごした日がありました。

バカみたいですが、

とにかく涙が出て、

お世話になった人にお礼をしないといけないと思い、

どうしようもなかったです。

お世話になった人が、あまりにもたくさんいて、

「とても3日ではご挨拶できない」 

と思って焦りました。

でもやっぱり、 「妻、子供、両親」 の顔が浮かんで

とにかく涙が出るんですね。

「感謝の涙」 です。

ただ、最期の感謝の言葉をどのように述べていいのか?

なかなか出てこないんですね。

結局、泣きながら、

「ありがとうございました」

と土下座するしかないんです。

夢でも見て、ただ土下座する自分がいて、

「そんな事しかできないのか!!」

と自分に腹が立つんですね。

ただ、思ったんですね。

「あー、自分の人生は本当に幸せだったよ。ありがとうどざいます。」

と。

こんなきれい事じゃないと思いますけどね。

これは本当に亡くなった方々や親類縁者の方々には失礼だと思いますが、

やっぱり人間は常に 「死」 というものを意識して生きないと駄目なのではないか

と、あらためて思いました。

鹿児島県の知覧の 「特攻平和会館」 を訪れた時の事を思い出しました。

「死」 とか 「貧困」 とか、そういうものから遠ざかるほど、

人間は堕落するのではないかと。

自分がその典型だと思いました。

最後に次女からもらった「相田みつを」さんの貴重な一句を。

「生きていてよかった

生かされてきてよかった

あなたにめぐり逢えたから」     みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ