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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「完全な業界人材データベース」

「完全な業界人材データベース」

元上司で完全な業界人材マップを作り、社長をサクサク決めているAさんがいます。

特定業界の主要幹部人材をDB化しており、全員のメールアドレスを知っています。

そして、新たな求人案件が入ると、一斉同報で求人情報を送信するんです。

その求人情報に関心を持った人からレジュメを回収し、

有力な人材を選んで企業に紹介します。

外資系企業のカントリーマネージャーの求人などは、

人材要件が限定されますので、

多くの部分は過去のご経歴で判断できるのです。

従って、元上司のAさんはこのように言います。

Aさん:「求人が来たらメールを送るだけだよ。」

私:「たったそれだけですか?」

Aさん:「それなりの人のアドレスはみんなDB化してあるしさ、

     事業内容や必要な技術・知識・経験とか採用スペックも明確だから

     俺がいちいち会っても意味が無いんだよ。」

私:「全然会わないんですか?」

Aさん:「決まりそうな人にはちょっと会うけど、俺が会うと言うより、

     クライアントと引き合わせるという感じだな。」

私:「すごい楽ちんですね?」

Aさん:「おー、楽ちん楽ちん。」

私:「それで年収も高いからFEEも高いんでしょう?」

Aさん:「いや、それがさ、結構渋いクライアントが多くてさ、

     20%とか25%とか言って来るんだよな。」

私:「でもベースサラリーが1500万円としても、300~400万円ぐらいじゃないですか?」

Aさん:「そんなもんだね。」

私:「DB化している所がさすがですね。

   仕組みで決めてますね。」

Aさん:「そんな大そうなもんじゃないよ。

     人材マップなんて簡単にできるぜ。」

私:「そうですね。

   地道にやればある程度はできますけど。」

Aさん:「でも、求人案件がエクスクルーシブである事が大きいですね?」

私:「そうだね。

   それがもう一つの事業をやってる付加価値だな。」

企業機密なのであまり詳しく説明できない部分がありますが、

業界人材マップのDB化という点と、他のエージェントに無い求人を獲得するという点が

成功の鍵ですね。

仕事ができる人は、「仕組み化する力」 が違います。

「間口をひろげると奥行は浅くなる」    みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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