人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)として好業績を上げマネージャーになりました。
数年間は張り切ってマネジメントしてましたが、いつの間にか疲れてしまいました。
「私はこれからどうしたらいいんでしょうか?」
このような人は少なくありません。
仕事ができる人は、マネージャータイプとプロフェッショナルタイプに二分できます。
マネージャータイプは、組織や人を動かして大きな業績を上げる人です。
組織のリーダーであったり改革者であったりします。
やる気と才能と努力があれば、企業に大きな成果をもたらしてくれます。
私も若い頃、20代後半から30代は、
「俺はマネージャータイプかな?」
と勘違いしていたのですが、今思えば完全にプロフェッショナルタイプでした。
アマチュアタイプかもしれません。
マネージャーの時は役割行動が負担になっていました。
本来は勝手気ままなアル中なので、学級委員とかやらされるのも大嫌いでした。
管理職って上に上がれば上がるほど、全てに渡って役割行動を期待されるでしょう?
とても窮屈に感じていました。
悪ガキが優等生のふりをしないといけないわけですからね。
皆さんも、一度はマネジメントも経験して嫌いにならないで
悩みながらも何とか続けられるようだったら
ずっとマネージャーで行くのもいいでしょう。
マネジメントには自己統制力や忍耐力が必要です。
私は、マネジメントはすぐに飽きてしまって手を抜きます。
「A君は何も言わなくてもできる。B君は何を言っても無駄だ。」
という感じです。
尚且つ、「とにかく会議が一番嫌いだ!!」
「他人にあーだこーだ言われたくないし、言いたくもない!!」
こういう無責任な私はマネージャーには向きません。
組織を方向付ける、人を粘り強く育てる、そういう役割意識が希薄なのです。
毎日自分が楽しく過ごせればいいんです。
完全なラテン系です。
課長から社長までやらせていただき、自分の不適格性がよーくわかったので、
今は一人でプレイヤーをやっていますし、これが大変心地いいです。
皆さんも、ご自身の志向や適性を考えて、より快適な選択をしてください。
ただ、誤解しないでください。
今のプレイヤーの仕事にも過去のマネジメント経験は大いに生きています。
色々なチャンスを与えてくださった方々に感謝です。
「おかげさん」 みつを
合掌