「リクナビネクスト(RAN)で二軍落ち」
他人の釣り堀で魚を釣りたくない。
転職希望の方々を 「魚」 に例えてしまい、誠に申し訳ございません。
話をわかりやすくするために、何卒ご容赦ください。
8年前の独立開業以来、いやそれより以前からこのように思って、
できるだけポータルサイトに依存しない方針でやってきました。
しかし、突っ張ってるだけで業績が上がらないのは駄目なので、
有用なものはわずかながらも使ってきたつもりです。
月10万円以下です。
だいたい転職サイトに登録する人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)って
ほとんどリサーチとか冷やかしでしょう?(笑)
自分の会社の社員や同業者が見ているわけですから、
普通は真面目に登録しないですよね。
そんなわけで、人材紹介未経験者を採用してくれるクライアントのために
転職サイトを利用していたわけです。
しかし、リーマンショック後の2009年業界大不況後、人材紹介業界の人気は急降下して、
今や未経験者にスカウトメールを送信してもほとんど返信がありません。
2006年、2007年ぐらいは、返信率が60%もありました。
今は5%ぐらいでしょう。
これによって益々転職サイトをあてにしなくなり、一応チェックする程度になりました。
逆に、有難くも口コミ、リピーター、ブログなどで業績が上がるようになったからです。
そうしたら先日、RAN(リクナビネクストエージェントネットワーク)の営業マンが
お越しになり、
「武谷さん、残念ですが最近半年で一人しか決まっていないので二軍落ちでござる」
との勧告を受けました。
私:「な、なんと、それは誠でござりまするか?
どうにかこうにかならぬものか?」
営業マン:「申し訳ござらぬが、我々のような下級武士には、
どうにもなりませぬ。
あくまで、御上が決めたことにござりまする。」
私:「うん、わかっておる。
お主も不憫じゃのう。」
このように別れました。
(RAM事業の目的)
・最小限のパワーで最大限の利益を上げる。
(そのために)⇒社数を減らして生産性とユーザー満足度を回復させる。
1 コンプライアンス的に危ない会社やインチキする会社は切る。
2 少人数しか決められない会社は切る。
3 切った分、取引の大きな会社に対する課金を増やす。
4 スカウトメールの総件数を減らし、ユーザー離れを食い止める。
私:「いかにもお主の御上が考えそうなことじゃ。
そうじゃろう?」
営業マンA君:「・・・・・・。」
営業マンB君:ウンウンとうなづいている。
正直な人です。
私:「A殿、お主の責任ではござらぬので気にせず新天地で精進するがよい。」
営業マンA君:「ありがたくも、かたじけない。」
というわけで、私は二軍落ちとなったのでござる。
「しあわせは いつも自分のこころがきめる」 みつを
合掌。