「20代でご両親が亡くなった」
20代の若さで、相次いでご両親を亡くされたキャンディデートAさんがいました。
ご兄弟もいません。
「寂しいだろうな」 と思いました。
しかし、そんなAさんにも春が来ました。
婚約者ができて、近日ご結婚されるとの事です。
ほっとしました。
今は遠距離恋愛ですが、これを機会に転職されたいとの事です。
ご結婚も転職も成就されるように、最大限サポートさせていただきます。
そんな折、私の身内の話で済みません。
母親が寝たきりになるかもしれないピンチがありました。
父親も年を取ってきていますし、まさに 「老々介護の危機」 でした。
心身ともに大変苦しかったと思います。
しかし、おかげさまで幸運にも何とか歩けるように回復しました。
以前のように元気に歩き回る事はできないでしょうが、
寝たきり状態にならずに良かったです。
本人も父親も辛いですからね。
昨年、両親を東京見物に招待しておいてよかったです。
私は父が24歳、母が22歳の時の子供ですので、まだ父が76歳、母は74歳です。
しかし、 「いよいよ両親の高齢化や介護の問題が現実になったな」
と実感させられました。
でも、私なんか両親健在で幸せです。
皆さんの中には、ご両親の事でたくさんご苦労されてる方も多いと思います。
まして、Aさんのように、20代でご両親を亡くされた方の事を思えば、
私にとっては親孝行のチャンスが訪れたと言ってもいいと思います。
地方都市は超高齢化が進み、介護認定を受けることが難しいようです。
かろうじて介護ベッドは残してもらえるけれど、風呂、トイレ、廊下などに
手すりを付けなければいけません。
当然、お金もかかります。
現役世代の税金は増える一方なのに、高齢者のケアは不十分です。
これからはもっと深刻な問題になります。
我々の子供たちの負担は大変なものになるでしょう。
果たして、日本が国家として存続できるのか? というぐらい深刻な状況になると思います。
そんな事を考えますと、今の自分の幸せな状況に感謝しつつも、
元気な内に一生懸命働くしかありません。
一生懸命働く姿を子供や若者に見せるしかありません。
愚痴なんか言ってる間に、自分が老人になってしまいます。
さあ、働こう!!
「生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち」 みつを
合掌。