「文字数の多い職務経歴書は駄目ですよ」
何十年もやってるわけじゃないのに、やたら文字数の多い職務経歴書を書かれる方がいます。
私は30年目ですが、職務経歴書は2枚以内にまとめます。
職務経歴書を見る面接官が知りたいのは何か? それを考えましょう。
・何をやってきた人なのか?
・どんな実績を上げたのか?
それだけです。
過去の実績をできるだけ、デジタルに知りたいのです。
従って、私はあえてエクセルで職務経歴書を作成します。
左から順番に、
「在籍期間」「部署・役職」「仕事内容」「業績(目標・実績・達成率)」「特記事項(MVP表彰)」 です。
当然、全て箇条書きです。
職務経歴書は読書感想文ではないので、自分の思いをだらだら書くものではありません。
*そういうものを書きたい場合は、別途、「志望動機書」を簡潔且つ論理的に作成してください。
これだと職務経歴書は2枚で収まるし、面接官からも、
「実に見やすい。わかりやすいですね。プロはこういう風にまとめるものですか?」
と言われました。
この段階で半ば内定です。
当然、数字が整然と並ぶ職務経歴書になりますが、
自分がやった事を客観的に理解していただこうと思えば、
数字がメインになるのは当然です。
トピックスとか思い出話は、質問されたら話せばいいのです。わざととっておくんです。
人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)や営業職の職務経歴書というものは、
「いかなる予算(責任)に対して、いかなる結果を残したか?」 が主題です。
「私はこんな信条で、こんな事を考えながら仕事をしてました」 というような作文は不要です。
それも、質問されたら答えればよい事です。
もちろん、仕事に対するポリシーが異なると長続きはしません。
それは面接での質疑応答で確認すべき事です。
いちいち職務経歴書に書くことではありません。
実績を上げてない人ほど、職務経歴書が「大河ドラマ」のように長くなる傾向があります。
それは逆効果なので、私にご相談いただければ、バッサリ切らせていただきます。
「トマトがトマトであるかぎり それはほんもの
トマトをメロンに見せようとするから にせものとなる」 みつを
合掌。