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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「どのエージェントも人集めで悩んでいます」

「どのエージェントも人集めで悩んでいます」

 

 

 

「アベノミクスであまりバブルにしないでくれ」 と言いたくなります。

 

 

 

バブルとバブル崩壊経験者としては、嫌な思い出が脳裏をよぎります。

 

 

 

1992年ぐらいからの10年間、あーひどかったですね。

 

 

 

3年連続赤字、20億円の貯金が30億円の借金に、450人の社員が150人に。

 

 

 

あー、もうあれだけは繰り返したくないです。

 

 

 

投資目的の外国人が支配しているマネーの世界は危険すぎます。

 

 

 

信じられるのは、メーカーが生み出す新たな技術や
ベンチャー企業が生み出す新たなサービスなど

 

本当に価値あるものです。

 

 

 

もちろん、円安効果でメーカーの利益が増えたり、赤字が黒字になったりして

 

 

 

それが新たな技術開発投資に回ればいいですけど

 

 

 

所詮為替や株なんて水物でしょう。

 

 

 

実態を伴わずに上がったり下がったり。

 

 

 

それを言うと、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の仕事も似てますけどね。

 

 

 

アベノミクス⇒景気よくなりそう⇒採用しよう⇒求人が増えすぎて需要過多⇒人材不足

 

 

 

景気次第で右往左往させられてます。

 

 

 

このようになって、どこの人材紹介会社も

 

 

 

「キャンディデートが足りない」 

 

 

 

の大合唱です。

 

 

 

そして最近ご要望の多い求人が、

 

 

 

「登録者の集客ができるスペシャリストが欲しい」

 

 

 

というものです。

 

 

 

ターゲットが狭すぎて引き抜きでもやらないと厳しいです。

 

 

 

この求人のもっと難しい点があります。

 

 

 

「集客のスペシャリスト」 は、 「今よりも大きな会社で大きな予算を使いたい」 と思っています。

 

 

 

一方、採用したい人材紹介会社は、

 

 

 

「自社より大きな会社で大量に人材を集客した経験者が欲しい」 と思っているのです。

 

 

 

双方の思惑が正反対でしょう?

 

 

 

更に、仕事ができる 「集客のスペシャリスト」 は、既に独立している人も多いのです。

 

 

 

独立して、「集客コンサルタント」 として食っています。

 

 

 

1社から数千万円のコンサルティング料を取る集客コンサルタントもいるらしいです。

 

 

 

依頼する企業側に専門家がいないと、ぼられてしまうんです。

 

 

 

専門家がいないから、コンサルタントに依頼するのですが。

 

 

 

この求人、真面目にやらせていただくなら、最低1000万円いただきたいです。

 

 

 

前金(リサーチ料)300万円、入社後700万円。

 

 

 

ターゲット人材のリストアップは簡単ですが、

 

 

 

どれだけ魅力的な説得材料を用意できるかが大切です。

 

 

 

年収、ポジション、権限と責任(実際に任せられる仕事の範囲・集客目標・裁量・予算)など

 

 

 

採用したい人材紹介会社側に諸条件を整備していただく必要があります。

 

 

 

そこまで腹をくくって採用するかどうかです。

 

 

 

「背のびをすると骨が折れる」    みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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