エージェント紹介.jp｜社長ブログ人材コンサルタント25年史

ホーム > 社長ブログ > 「誠実な若者もたくさんいる」

「誠実な若者もたくさんいる」

2013-5-13
カテゴリー：有難いキャンディデートに感謝

「誠実な若者もたくさんいる」

先日のブログで、

「最近悩ましい相談に返信しても、何も返事がない学生が多い」　というブログを書きました。

題名は、「学生さん、返事はしようね」　というブログです。

多くの人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）の方々からご反響をいただきました。

「全くその通りだ。けしからん！！」　とご賛同いただける方も多かったです。

一方で、

「武谷（たけや）さんは、そんな事言ってるから、『オヤジ』　臭くて駄目なんですよ」

というご意見もありました。

ありがとうございます。　ただ、本当にオヤジなので仕方ありません。

そんな中、最近西日本にお住いの若者Ａさんから純粋なご相談を受けました。

「まだ自分は２３歳の既卒者である。

ただ、友人の相談に乗って、『人材紹介会社に相談したら？』　とアドバイスしたら

その友人が見事に就職できた。

それを見て　『自分も是非、人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）になりたい』

と思った。

しかし、数多くの人材紹介会社に応募しても面接すらしてくれない。

面接してくれても不合格になる。

ある人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）は、

『あまりにキャリアがなさすぎる。まずは営業経験を積むべきだ』

とアドバイスしてくれたが、武谷（たけや）さんはどう思いますか？」

このようなご相談内容でした。

私は、下記の返信をしました。

「Ａ様

はじめまして。

（株）プロフェッショナル・サーチの武谷広人と申します。

この度はお問い合わせいただき、ありがとうございます。

「私が人材紹介会社の存在を教えた事で内定を得た友人がおり、

その時に求職者の力になりたいと強く感じ人材業界に興味を持ちました。」

この「求職者の力になりたい」というお気持ちはとても大切です。

我々はこの気持ちをずっと忘れてはいけません。

しかし、お金をいただいている企業様の役には立たなくてよいのでしょうか？

我々の仕事はボランティアではなく、利益を出さないと生き残れない民間企業です。

だから、この仕事は企業様と求職者様という二つのお客様の間で

上手に営業活動をしなければならないのです。

良いご縁をおつくりして、両者から感謝されてこそ初めて我々の満足もあるのです。

「社会経験が少ないので一度営業職で経験を積んでからのほうがいい」

これは素晴らしいアドバイスですね。

Ａさんにとって今大切なのは、商売を実体験する事です。

努力すれば夢はかなうでしょう。」

この私の返事に対して、翌日、西日本から直接お電話をいただきました。

Ａさん：「こんにちは。

　　　　　お忙しいところ、済みません。

　　　　　昨日ご返信いただいたＡです。」

私：「あー、メールでお問い合わせいただいたＡさんですか？」

Ａさん：「はい。

　　　　　貴重なアドバイスをいただき、ありがとうございました。

　　　　　おっしゃる通りだと思いますので、まずは営業経験を積みます。」

私：「そうですか？

　　　本気で目指せば、必ずかなう夢だと思いますので、

　　　是非頑張ってください。」

Ａさん：「はい、ありがとうございます。

　　　　　ただどうしても直接お礼が言いたかったので、

　　　　　お電話させていただきました。

　　　　　お忙しいのに済みません。」

私：「いや、逆にわざわざありがとうございます。

　　　頑張ってください。」

このような律儀な若者もたくさんいます。

日本もまだまだ捨てたものじゃないです。

若年層の方々の人材紹介コンサルタント（キャリアコンサルタント）を目指すなら

この会社のＨＰや情報を見てみてください。

http://www.daini2.co.jp/wp/

ウズウズするでしょう。

「名もない草も実をつける　いのちいっぱいの花を咲かせて」　　みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

武谷広人: 人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

このページのトップへ