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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「義父の上京」

「義父の上京」

 

 

 

九州から義父が遊びに来ました。

 

 

 

遊びに来たと言うより、こちらが無理やり呼んだ感じです。

 

 

 

大分県(自家用車を運転)⇒福岡空港⇒羽田空港(リムジン)⇒東京

 

 

 

70代、一人で大変です。

 

 

 

何十年も前に地方都市で商売を始め生計を立て、子供二人を育て上げました。

 

 

 

未だ現役で元旦しか休まないような人です。

 

 

 

毎日早朝に起きて自分で朝食を作り食べて仕事をして、

 

 

 

夜も自分で作るか、軽く外食して帰宅し眠るという規則正しい生活をしています。

 

 

 

内陸の盆地で暑くて寒い大変な場所なのですが。

 

 

 

じっとしているのが苦手で、とにかく気が付いた仕事は体を動かして

 

 

 

どんどん片付けて行きます。

 

 

 

まめ、器用、温厚、忍耐強い、面倒見がいい、頑強です。

 

 

 

今回、初めて肩を触ったら、未だに凄く厚みがあり柔らかい筋肉でした。

 

 

 

首と肩の間に大きく盛り上がった筋肉がありました。

 

 

 

習い事もたくさんしています。

 

 

 

社交ダンス、料理、書道、パソコンなどなど。

 

 

 

10年以上前に伴侶(義母)を失くしたので、供養をしながら、ずっと一人で生きてきました。

 

 

 

9人兄弟の家長なので、親の供養もしながら、家も守ってきました。

 

 

 

そんな義父に 「お疲れ様」 という自己満足で東京に呼んだのです。

 

 

 

子供である家内と義弟は東京で働いています。

 

 

 

ですから、家内、義弟、私の三人でお相手をさせていただきました。

 

 

 

和食、特に魚が好きな人なので、初日は寿司屋に行きました。

 

 

 

初日は疲れていた様子で、食も酒もあまり進まない感じで心配しました。

 

 

 

二日目は、お決まりのスカイツリー、歌舞伎座、銀座、六本木とかなりハードに動きました。

 

 

 

そして、天ぷらを食べに行きました。

 

 

 

義父は、 「油ものは勘弁してほしい」 と内心乗る気じゃなかったそうです。

 

 

 

しかし、食べ始めると 「美味しいね。今まで食べた天ぷらとは全然違う」 と言い始め、

 

 

 

食も酒もどんどん進み、最後は 「天ぷらの概念が変わった」 とまで満足してくれました。

 

 

 

喜んでくれてホッとしました。

 

 

 

江戸前の天ぷらのように、ころもが薄くサクサクな天ぷらは、

 

 

 

地方ではなかなか食べられません。

 

 

 

話は変わりますが、一番驚いた事があります。

 

 

 

警戒心が人一倍強く他人になついたことがない長男ネコの 「まるる」 が、

 

 

 

義父が来て15分程度でなついてしまった事です。

 

 

 

死にかけた野鳥を助けて地方テレビ局に取材されるなど、

 

 

 

義父が動物好きなのは知っていましたが、

 

 

 

あの警戒心の強い 「まるる」 がわずか15分で義父にスリスリしたり、

 

 

 

寝転んでお腹を見せたり、信じられない光景でした。

 

 

 

動物の直観はすごいですね。

 

 

 

短時間で人を見抜いてしまいます。

 

 

 

昨日の朝、空港行きのリムジンに乗り帰って行きました。

 

 

 

お客さんや知人に渡す大量のお土産を持って。

 

 

 

「一人で大丈夫だから、空港まで見送りに来る必要はないよ」 と。

 

 

 

昨日の午後3時前に帰り着いたとの電話がありました。

 

 

 

福岡空港から大分県まで自分で車を運転して職場に直行です。

 

 

 

「今日も18時半から商店会の懇親会があるので飲みに行く」 と笑ってました。

 

 

 

本当に昔の人には敵いません。

 

 

 

「おかげさん」   みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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