「掃除をすれば業績が上がる?」
私は毎朝1時間掃除をしています。
土日・祝日もです。
これから暑くなりますが、本当に汗だくになります。
ですから、夏はインキンにならないように風通しの良いトランクスだけでやります。
冬はブリーフ、夏はトランクスというように使い分けてます。
やりたくてやっているのではありません。
「掃除」をしないと何も始まらないというように、完全に習慣化されているんです。
私だけではなく、世の中の多くの企業でも毎朝掃除が行われています。
中小企業やベンチャー企業で、掃除をやっている会社は多いです。
若い20代の社長でも、やっている会社は多いですね。
大企業でも日本電産に買収された会社の管理職は、みんな掃除をさせられています。
一般社員より1時間ぐらい早く出勤して、社内はもちろん会社の周辺も掃除しています。
管理職が毎朝掃除する姿を見ながら、出勤する社員の気持ちはどうでしょうか?
「自分たちもやらなきゃ」 と思う人も多いでしょうね。
自主的に参加する社員も出てくるでしょう。
うーん、これだけでも会社の雰囲気が変わりますね。
そして、日本電産が買収した会社は、ことごとく再建が進み黒字になってしまいます。
「掃除」だけやってるわけじゃないですが、象徴的な変化ですよね。
「環境整備には、いかなる社員教育も、どんな道徳教育も足下にも及ばない」
環境整備は、これを行った人々の心に革命をもたらす。
「いかなる社員教育も、どんな道徳教育も、足下にも及ばないものだ」というのが
私自身でイヤという程思い知らされていることである。
しかも、ただ一社の例外もないのである。
多くの社長は、というよりも日本中の殆どの社長がこのことに気がついていないのは
誠に残念である。
社運の隆盛は、運というよりも、自らの努力で勝ち取るものである。というのが私の持論だが、
それは、まず環境整備から始めるべきである。
武芸でも芸事でも、大工でも左官でも丁稚小僧でも、いやしくも、それが大切なことである限り、
水くみ、薪割りなどとならんで、修行の第一歩は常に「掃除」だった。
昔の人は、この掃除がいかに重要であるかを、すなわち、これをやらなければ
人間形成はできないことをよく知っていたのだ。
一倉 定
さあ、明日からGWですね。
皆さん、リフレッシュしてください。
「毎日少しずつ それがなかなかできねんだなあ」 みつを
合掌。