「ネチネチ・マネジメントはやめよう」
ネチネチ詰めるマネージャーっていますよね?
やる気なくなりますよね?
それだったら、思いっきり殴られるとか、怒鳴られた方がいいです。
それはパワハラか。
ネチネチ:「お前、先月あれほど約束したのに、今月も達成できなかったな?」
メンバー:「済みません・・・。」
ネチネチ:「毎月 『済みません』 では済まないぞ!!」
メンバー:「はい。自分なりに精一杯やったのですが・・・。」
ネチネチ:「毎回 『自分なりに』 では困るんだよ!!」
メンバー:「はい・・・。」
ネチネチ:「お前のおかげで俺の評価と給料が下がるんだよ!!」
メンバー:「それは・・・?」
ネチネチ:「え? 『それは・・・?』 ってなに?」
メンバー:「それは・・・、管理職なんだから仕方ないでしょう?」
ネチネチ:「仕方ないとはなんだ!!」
こんなやり取りをしても何もいいことはありません。
相互不信を生むだけです。
もう少し前向きなマネジメントに切り替えましょう。
できなかった事を責めるより、
どうしたらできるかを一緒に考えましょう。
こんな教えがあります。
「馬車で長旅をする時、目的地に予定通りにつくためには、
『なぜ遅れたか』を考えても意味はない。
遅れをどう取り戻すか、だけを考えればいい。」
馬車で長旅をする時のことを考えてみよう。
目的地に予定通りにつくために、途中で遅れた場合に、
『なぜ遅れたか』を考えても意味はない。
遅れをどうして取り戻すか、だけを考えればいいのだ。
このたとえのように、我々は、目標達成のためには、
『これからどうするか』だけを考えればよい。
そのためには、現状を確認する必要がある。
しかし、現状がこうなっている理由など全く必要ないのだ。
目標不達成の原因究明より、どうすれば達成できるのかを考えよ。
目標達成に必要な考え方は、『どうしたら目標を達成できるか』
という対策である。
一倉 定
簡単なようで実は難しい前向きマネジメントの話です。
メンバーも大変ですが、マネージャーもたまりますね。
お疲れ様です。
酒でも飲んでください。
合掌。