「低すぎる年収と受注基準」
本当にひどい人材紹介会社もあるものです。
10年勤続、平均売上4000万円という優秀な人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)が
相談にお越しになりました。
さて、この方の年収は幾らでしょうか?
わずか、年収500万円です。
驚きました。
こんなひどいケースは初めてです。
500万円÷4000万円=0.125
売上の12.5%しか還元されていません。
吸い上げたお金はどこに消えたのでしょうか?
簡単に言うと、社長の遊興費です。
こんなバカ社長には早く消えてもらいましょう。
と言わなくても、自然消滅すると思います。
基本的なマネジメントや教育を受けず、勢いだけで事業をやると
だいたいこんな結果になります。
このような社長に限って外面は良く宣伝上手なので、
時流に乗るとある程度のステージまで行ってしまいますが、
そこから先が転落の道です。
次々に優秀な社員が離れてゆきます。
まさに、「裸の王様」 です。
こんな人でも、とことん失敗して反省してやり直せば、良い経営者になることもあります。
しかし、その可能性はほとんど無いです。
なぜか?
それは、自分のためだけに事業をやっているからです。
自分の金銭欲や名誉欲のためだけに事業をやっているからです。
誰でもお金はあった方がいい、軽蔑されるより尊敬されたい、
それはわかります。
しかし、その自己欲求のために、他人を踏み台にすることは許せないです。
そういう感じで満身創痍の方が相談にお越しになったので、
個人的に大変憤慨して、このブログを書きました。
過去、何度かこの社長からの求人依頼がありましたが
あまり良くない評判を聞いていたので、お断りしました。
お断りして良かったです。
クライアントもキャンディデートも選ばないといけません。
企業の業績や人の人生に大きな影響を及ぼすビジネスですから、
何でも紹介すればいいというものではありません。
「なるべくなら うそのないほうがいい」 みつを
合掌。