「現場寄りの泥臭いマネージャーがほしい!!」
最近、大手人材紹介会社からも、このようなご依頼を受けます。
この逆はどんなマネージャーなのでしょうか?
「経営寄りのスマートなマネージャーが欲しい!!」 ですかね?
こういう人も必要だと思いますが、本当は両方できた方がいいですよね。
現場にも強く、経営の意向も理解した上で、正しい方向にメンバーを導ける。
また現場の情報を経営に上げて、正しい意思決定を促せるマネージャーですね。
しかし、こんな理想的なマネージャー像を語っても仕方ないですね。
なんか優等生すぎて魅力ないですね。
・酒飲んで人生語って暴れるけど、めちゃくちゃ熱い。
・お客さんと喧嘩するけど、いつの間にか仲良くなってる。
・メンバーに厳しい事言うけど、上司にはもっと厳しい。
なんか、こんな癖のあるマネージャーの方が魅力ありませんか?
そうでもないですか?
私が言いたいのは、
「マネージャーに完璧を求めてはいけません。
優等生的なマネージャーを求めてはいけません。」
という事です。
逆に、
「貴方は完璧な人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)ですか?」
そうじゃないでしょう?
そうであれば、上司に完璧を求めるのはいかがなものでしょうか?
私の体験ですが、
「上司に対しては、数年後に尊敬の気持ちが出てくる場合が多いです。
一緒に仕事をしている時は、嫌な存在である事の方が多いです。」
違いますかね?
皆さんもいずれ鬱陶しい上司になりますよ。
しかし、後から思い出すと 「鬱陶しい上司」 の方が良かったりします。
何も絡んでこない上司は無関心ということです。
「鬱陶しい」 というのは、それだけ関心を持って絡んできてくれてる証拠です。
上司に対しても 「理解してから理解される」 を心がけましょう。
「そのときの出逢いが人生を根底から変えることがある よき出逢いを」 みつを
合掌。