「不遇な時の過ごし方」
誰にでも不遇な時はあるでしょう。
順調に出世しているように見える人でも、一度や二度は悔しい思いをした経験があるはずです。
このような不遇な時をどのように過ごすか?
その過ごし方次第で人生が大きく変わると思います。
こんな時、環境や上司のせいにしてしまうと何も進歩しません。
性格の悪い人間に成り下がるだけです。
一般的に 「他責」 って言われますよね。
「俺はこんな日陰のグループに配属されて毎日新規の飛び込み営業しているのに
他の同期の奴らは先輩からクライアントをたくさん引き継いで楽に業績上げていいなー」
私もこのように思った事もあります。
実際の人事考課でも平均未満の低い評点を付けられました。
しかし、こんな時は冷静に周囲を見渡すことですね。
同期と比較するのではなく、周囲にもっと凄い先輩や上司が一人ぐらいいるものです。
私の場合は幸運にも、そんな凄いと思える人が周囲に複数いました。
その人たちと比べると、自分はナハクソみたいなレベルなんです。
それなのに自分は不運だとか、同期より評点が低いとか、どうでもいい話です。
早く自分が人から凄いと言われるようにならないと駄目だと思いました。
同期との相対評価を捨て、自分の中の絶対評価に物差しを変えました。
物差しを変えさせてくれるほど立派な先輩がいた事に今でも感謝しています。
「そんな立派な先輩は俺の周囲にはいないよ」 と言う人もいるでしょう。
そういう人は、社外に立派な先輩を求めてください。
この人材紹介業界には、凄い人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)が
たくさんいます。
自分が持っていないものを持っている人がたくさんいます。
そのような人に少しでも近づき追いつき追い越せるようになろうと考え方を
切り替えることができれば、不遇な時を生きている皆さんの人生も変わると思います。
「相対評価から絶対評価へ」
「他人と比べる自分から、より高次元を目指す自分へ」
相対評価の世の中だからこそ、自分の物差しが必要なんだと思います。
そして、不遇でも腐らず努力している時は一番実力が身に付きます。
実際に成果となって花が咲くのは半年後、1年後です。
成果が出ると、以前は冷たかった人たちが急にちやほやしてきたりします。
そんな時、心の中で 「成果しか見えないバカどもが!!」 と叫べばいいのです。
「厳冬
樹木が余分なものを捨てる季節
樹木が孤独に輝く季節
樹木が黙って根を張る季節
そして一年の中で樹木が最も充実する季節」 みつを
合掌。