「リクルートエージェントの後輩に会った」
今日、リクルートエージェントの後輩A君に会いました。
私:「合併してリクルートキャリアになってどう?」
A君:「大変です。組織改変が多くてわけがわからないです。」
私:「そうだろうね。
それがリクルートだよ。」
A君:「はい。わかります。」
私:「そういう経験ができて良かったね。」
A君:「はい。
私はどうしたらいいですかね?」
私:「知らないよ。
自分で決めろよ。」
A君:「はい。
もう決めました。」
私:「どうするの?」
A君:「しばらく頑張ります。」
私:「いいんじゃない?」
A君:「今後この会社と、どう付き合っていけばいいんですかね?」
私:「そんな事知らないよ。
お前が決めたらいいじゃん。」
A君:「そうですね。
マネージャーになろうと思います。」
私:「そうすれば。
マネージャーを経験しないなんてもったいないよ。」
A君:「そうですか?」
私:「だって、リクルートにはマネジメント以外に何があるんだよ?」
A君:「そうですね。
気持ちのいい人が多くて良い会社です。
人間関係のストレスが少ないです。
自分の席に戻るのが楽しいです。
それから皆、放っておいてもめちゃくちゃ働きますね。
居心地がいいので、ついつい長居したくなる気持ちもわかります。
朝は9時半に出勤して夜は10時半には帰宅しています。
土日出勤もありません。」
私:「楽ちんだね。
でも、事実上40歳定年だよね?」
A君:「はい。
もっと早くなって35歳かもしれません。」
私:「優しい会社だね。
35歳の若造に多額の退職金を払ってね。」
A君:「考え方によってはそうですね。」
私:「50歳で辞めてくれと言う会社と、
35歳で言う会社と
どっちが本当に優しいと思う?
たくさん退職金くれるし。」
A君:「そうですね。優しいと思います。
退職金も年収ぐらいもらえます。」
私:「自分の人生の責任は自分しか取れないからな。
会社とか組織とかは、最後にはあてにならないからな。」
私:「わかります。」
私:「だから自分の人生は自分で決めろよ。
今のうちに力を付けろ。
お前はそれを言われたくて来たんだよな?」
私:「そうです。
じゃあ会社に戻ります。」
「考えてばかりいると 日がくれちゃうよ」 みつを
合掌。