「まんだら、立ち上がる」
我が家の「まんだら」の件で、暖かい励ましのメッセージをいただき、
誠にありがとうございます。
皆様のメッセージは、「まんだら」に確実に届いております。
一昨日は会えなかった家内が昨日短時間ですが「まんだら」の見舞いに行き
その際の写真が届きました。
まんだらが、立ち上がっていました。
昨晩はぐったり座ったまま動けませんでした。
まだまだ酸素室の中で、呼吸数も通常の2倍ですが、懸命に病気と闘っております。
家内が行くと、スリスリと壁伝いに歩き回り、
グルグルとのどを鳴らして嬉しい心情を現したそうです。
まだまだ治療はこれからですが、わずかな光明が見えました。
おかげさまで私の仕事も多忙であり、「まんだら」の事を少し忘れさせてくれました。
お客様に感謝致します。
人間は暇だとマイナス思考になり、忙しいと考える暇がなく刺激もあるので
自然とプラス思考になります。
それから、大変おもしろい猫の生態がわかり苦笑しております。
「まんだら」の竹馬の友である「ちゃちゃ」の態度が、
「まんだらがいなくなって寂しい」ではなく、「お父さんを独り占めできて嬉しい」なのです。
ペットショップで初めて見た7年前から兄弟のように仲良く一緒に寝ているのに
親友の「まんだら」がいないのに、むしろ嬉しそうなのです。
初期の頃、私が「ちゃちゃ」をかわいがり、最近は「まんだら」をかわいがっていたせいでしょう。
猫はかわいがられるために、家の中でもサバイバルなのですね。
この事象にも大いに反省させられました。
私は常に均等にかわいがっているつもりなのです。
家内からも、
「必ず三匹とも均等になでてあげて偉いね。
それは意識的にやってるの?」
と言われました。
「うん、だって一匹だけかわいがるとか、そんなのは良くないよね。
できるだけ均等に意識してあげないとかわいそうだし、
そうすれば三匹全員を好きになるよ。」
と言いました。
でも実際にはできてなかったのですね。
それは、動物の本能でお見通しです。
これは先生と接する生徒や、親と接する子供の気持ちとも通じる部分があるでしょう。
また、サービスを提供する我々とお客様との間にも大いにある事だと思います。
「One&Only」 と思っていただける事が大切なんですね。
究極のハードルですが、そこまで高付加価値なサービスを提供できる会社が生き残るのでしょう。
「まんだら」、頑張って家に戻ってきてくれ。
今夜から家内の実家に法事で帰省するため、3日間東京を離れるのが心配ですが
「まんだら」の生命力を信じます。
「名もない草も実をつける いのちいっぱいの花を咲かせて」 みつを
合掌。