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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「採用基準が上がってきました」

「採用基準が上がってきました」

 

 

 

最近、人材紹介会社の人材コンサルタントの採用基準が上がってきました。

 

 

 

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)経験者は語れる実績があれば

 

 

 

変わらず採用していただけます。

 

 

 

問題は未経験者の方です。

 

 

 

好況だったので手が足りず、しばらくの間は人数確保的な採用が続いていましたが、

 

 

 

この年末に来て、ちょっと様相が変わっています。

 

 

 

職歴の美しさ(転職歴が少ない)、モチベーション(なぜ人材紹介なのか?)などに

 

関して、数か月前より厳しく問われるようになっています。

 

 

 

原因はいくつか考えられます。

 

 

 

1 ある程度の人数を確保して、以前ほどハングリーではなくなってきた。

 

 

 

2 最近採用した未経験者の戦力化が遅れたり退職者が出てしまい、

 

  育成の難しさを感じている。

 

 

 

3 来年の景気が不透明なため慎重になっている。

 

 

 

4 目先の営業活動が忙しく採用に手が回らない。

 

 

 

こんなところでしょうか?

 

 

 

しかし、年が明けて1月半ばになれば、空気も変わると思います。

 

 

 

12月は退職者が多く出る時期ですから、欠員補充のニーズが出ます。

 

 

 

また、3月末決算の会社が多いので、4月からの来期に向けた戦力補充が不可欠です。

 

 

 

それから、今期は利益がかなり出るので、3月末までにお金を使い切りたいという会社も

 

 

 

かなり多いです。

 

 

 

人材紹介会社がお金をかけると言えば、

 

 

 

①コンサルタントの人件費  ②広告宣伝費  ③オフィス  ④システム

 

 

 

という項目ですが、この中で圧倒的なシェアを占めるのはコンサルタントの人件費です。

 

 

 

多くの人材紹介会社では、粗利益の50~70%を人件費関連が占めています。

 

 

 

もっと絞り込んでいるケチな会社は、だいたい定着率が悪くなります。

 

 

 

定着率が悪くなると、恒常的にコンサルタントを採用しなければならなくなります。

 

 

 

また辞める、また採用する、また辞める、また採用する。

 

 

 

これでは何をやっているか全くわからないので、ケチらずに出すものは出した方がいいのです。

 

 

 

大手人材紹介会社は人件費以外にも様々な投資をしていますし、

 

 

 

それなりの利益も出さないといけないので仕方ありませんが、

 

 

 

中小の人材紹介会社はコンサルタントの力量が全てと言っても過言ではありません。

 

 

 

粗利益の30%は、コンサルタントに給料として還元してあげてください。

 

 

 

粗利益3000万円やってくれたら、年収1000万円ぐらい払ってあげたらいいと思います。

 

 

 

フルコミの人材紹介会社であれば、粗利益の50%は払ってください。

 

 

 

お金が全てではないですが、無いよりも有ったほうがいいでしょう?

 

 

 

年末年始、何かと物入りです。

 

 

 

「かねが人生のすべてではないが有れば便利 無いと不便です

 

便利のほうがいいなあ」                                みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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