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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人生いろいろ、医者もいろいろ」

「人生いろいろ、医者もいろいろ」

 

 

 

昨日の続きです。

 

 

 

外科のおじいさんのお医者さんは四つぐらい得意分野あるらしいのです。

 

 

 

事前にネットで調べたら、外科以外に三つぐらい書いてあったので、

 

 

 

「この病院なら一つで二つの病気を解決してくれるかもしれない」

 

 

 

と期待して行ったのです。

 

 

 

それで、ひざの痛みだけではなく、のどの痛みに関しても相談したのです。

 

 

 

私:「先生、もう一つ相談があります。」

 

 

 

先生:「なんだって?」

 

 

 

私:「先生、もう一つ痛い部分があるんです!!」

 

 

 

先生:「なんだって?」

 

 

 

:「実はのども痛いんです!!」

 

 

 

先生:「のどはひざとは違うじゃないか?」

 

 

 

私:「両方痛いんです!!」

 

 

 

先生:「そんなバカな?」

 

 

 

私:「いや、別々に両方痛いんです!!」

 

 

 

先生:「風邪か?」

 

 

 

私:「私も風邪だと思って、一か月も薬を飲み続けたんですが、全く改善しません。

 

   むしろ、風邪薬を飲まなくなって少し改善しています。」

 

 

 

先生:「変な風邪だな?」

 

 

 

私:「だから風邪じゃないと思うんです。

 

   風邪ぐらいなら病院には来ません。」

 

 

 

先生:「風邪じゃないなら何だ?」

 

 

 

:「だから、それを先生に診てもらいたいんです!!」

 

 

 

先生:「何だと思う?」

 

 

 

私:「えー!!

 

   私が自分で診断するんですか?」

 

 

 

先生:「風邪以外に考えられるか?」

 

 

 

私:「はい。

 

   私は大好きな祖母を食道がんで亡くしました。

 

   その時の祖母の症状に似ているんです。

 

   祖母も風邪だと思い込んで、うがいを一生懸命していましたが

 

   食道がんだったんです。」

 

 

 

先生:「でも風邪だろう?」

 

 

 

私:「先生!!

 

   だから1か月薬を飲んでも、うがいを毎日30回しても痛いんです。

 

   食べ物を飲みこむ時に違和感もあるんです。」

 

 

 

先生:「うがいのしすぎだよ。

 

    うがいをしすぎると粘膜が落ちて、逆にのどを悪くするよ。」

 

 

 

私:「先生!!

 

   私は普段から扁桃腺が弱いので、20年前から毎日うがいを30回してます。

 

   だから風邪を引かないんです。」

 

 

 

先生:「へー、それなら内視鏡検査ですぐにわかるよ。

 

    いい病院紹介してやろうか?」

 

 

 

私:「えー!!

 

   先生は診断してくれないんですか?」

 

 

 

先生:「内視鏡がないもん。

 

    中央病院がいいよ。

 

    上手だよ、あそこは。」

 

 

 

私:「先生!!

 

   わかりました。

 

   ありがとうございます。

 

   そこに行ってみます。」

 

 

 

のどの痛みはあきらめて、ひざの病気だけをこの先生に診てもらうことにして

 

 

 

薬をもらいに調剤薬局に行きました。

 

 

 

そこで思ったのです。

 

 

 

私:「そうだ!!

 

   調剤薬局の人が病院を教えてくれないかな?」

 

 

 

薬局の人:「それでは、この薬は食後に毎日3回・・・・・。」

 

 

 

私:「済みませんが、この辺に耳鼻咽喉科はありませんか?」

 

 

 

薬局の人:「この辺には1軒しかないんですよ。

 

       あそこの通りはご存じですか? ・・・・・・・。」

 

 

 

と教えてくれたのです。

 

 

 

それを聞いてすぐにその病院に行きました。

 

 

 

:「なんて明るくて清潔なんだ!!

 

   患者さんもたくさんいるし、受付さんや病院のスタッフもたくさんいて

 

   忙しそうに働いている。

 

   小学校からの感謝状も飾られている。」

 

 

 

10分ほどで名前を呼ばれて診察室に入りました。

 

 

 

すごくストイックな感じの先生でした。

 

 

 

先生:「どうしました?」

 

 

 

私:「風邪でもないのに、のどの痛みが続いています。」

 

 

 

先生:「わかりました。

 

    ちょっと鼻から液体を入れます。

 

    終わったら3分ぐらい待っててください。」

 

 

 

私:「はい。わかりました。」

 

 

 

先生:「どうぞ、来てください。」

 

 

 

私:「もういいんですか?」

 

 

 

先生:「はい、深く腰掛けてください。

 

    鼻から細い管を入れますから、ちょっとむずむずしますよ。

 

    呼吸をしながら、『えー』 って言ってください。」

 

 

 

私:「えー、えー、えー、・・・・・」

 

 

 

先生:「全く問題ないですね。

 

    ただの炎症です。

 

    喉頭がんや食道がんのような変なものは全くありません。」

 

 

 

私:「そうですか?

 

   ありがとうございます。

 

   こっちが心配していた事までお見通しだ。」

 

 

 

先生:「この時期は空気の乾燥で、炎症が長引きやすいので気をつけてください。

 

    あとはちゃんと、うがいをするように。」

 

 

 

私:「うがいはバッチリです!!」

 

 

 

先生:「よって必要ないので、今日は薬は出しません。

 

    のどの洗浄だけしてお帰りください。」

 

 

 

私:「ありがとうございます。」

 

 

 

いやー、驚きました。

 

 

 

街の耳鼻科で超短時間で内視鏡検査が受けられたわけです。

 

 

 

感動しました。

 

 

 

「人生いろいろ、お医者さんもいろいろ」 ですね。

 

 

 

めぐりめぐって、おじいさん先生のおかげかもしれません。

 

 

 

「武谷(たけや)さん、俺もジェネリックで効くから、あんたもジェネリックにしたらいいよ」

 

 

 

と言って薬を処方してくれた優しい先生でした。

 

 

「おかげさん」    みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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