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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「低年収層の人材紹介」

「低年収層の人材紹介」

 

 

 

昨日は「高年収層の人材紹介」でしたが、今日は「低年収層の人材紹介」の話です。

 

 

 

「低年収層」ではなく、「若年層」と言い換えた方が良いかもしれません。

 

 

 

社会人歴が浅く、まだ確固たるスキルを持っていない人たちです。

 

 

 

年齢は30歳ぐらいまで。

 

 

 

どんな業界でどんな仕事をするのか?

 

 

 

具体的で確固たる方向性が決まっていません。

 

 

 

1社目、2社目の会社をそれなりの理由で辞めてしまい、

 

 

 

企業で働くという事に対して大なり小なり不安を抱えています。

 

 

 

「次の会社では何か良いことがあるのだろうか?」

 

 

 

「次の会社には嫌な上司はいないだろうか?」

 

 

 

「そもそもどこかの会社に就職しないといけないのだろうか?」

 

 

 

「働くことで何が身に着くのだろうか?」

 

 

 

一方で、夢や希望を持っている人もいます。

 

 

 

「次は有名な大企業に入って安定した生活を送りたい」

 

 

 

「今までは営業職だったけど、今後は経営企画をやりたい」

 

 

 

「今の年収の1.5倍は稼ぎたい」

 

 

 

「新たな職場でスキルを積んで、将来は独立したい」

 

 

 

このような期待や不安も含めて色々な人がいます。

 

 

 

真面目に聴いていると、こちらの頭が混乱するかもしれません。

 

 

 

従って、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)によって、

 

 

 

「だから若年層のサポートはやりがいがある」 という人と、

 

 

 

「だから若年層は面倒臭い」 という人とに別れます。

 

 

 

どちらかと言うと、後者の方が多いと思います。

 

 

 

ただ、自分が若かった時の事を思い出してください。

 

 

 

我々はそんなにしっかりしてましたかね?

 

 

 

意外と今の若者の方がしっかりしてますよね?

 

 

 

少なくとも就活では苦労してもまれてます。

 

 

 

でも、就活で苦労したから、その後も伸びるってもんじゃないとは思います。

 

 

 

クライアントの副社長さんで、「人の人格は中学生までにつくられる」 と言う方がいます。

 

 

 

だから、面接でも子供時代の事しか質問しないのです。

 

 

 

この面接には誰もが驚くのでおもしろいです。

 

 

 

副社長さんは、この面接をすれば素直で性格の良い人を採用できると言っています。

 

 

 

私はキャリアが固まり選択肢が限定されている高年収層より、

 

 

 

若年層の転職サポートの方が難しいと思っています。

 

 

 

と言うより、両方経験した結果、明らかに若年層の方が難しいです。

 

 

 

キャリアは無い、志向はバラバラ、気持ちは変わりやすい、そのくせ選択肢は多い。

 

 

 

でも、この人たちが今後の日本をしょって立つんです。

 

 

 

この若者たちを低年収だからと言って切り捨てずに、しっかりサポートしてくれる

 

人材紹介会社を応援したいと思います。

 

 

 

私の長女は既に就職し、次女が就活中です。

 

 

 

今度会う時に、次女の話をじっくり聞きたいと思います。

 

 

 

叱って泣かせてしまうかもしれませんが。

 

 

 

「名もない草も実をつける いのちいっぱいの花を咲かせて」    みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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