「昨日、51歳になりました」
昨日は多くの皆様から暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました。
22歳で人材紹介業界に飛び込み、早くも29年が経過しました。
皆様のご指導とご支援のおかげで、ここまでやって来れました。
あらためて感謝申し上げます。
ありがとうございます。
年数だけは長くなりましたが、もっと長い大先輩もいらっしゃるし、
自分はまだまだ 「未能一」=「未だ一に能わず」 だと思っています。
昨晩、家内が予約してくれた和食の店の名前が、「未能一(みのいち)」 と言います。
私は以前から、この店のご主人が大好きで時々お世話になっています。
ご主人は50年も料理人をやってミシュランにも掲載されていますが、
「そんなのは関係ありません。
お客さんに喜んでいただける料理、自分が納得できる料理を追求するだけです」
という謙虚な職人です。
いつも私たちをほっこりした笑顔で迎えてくれます。
以前、「未能一」という言葉の意味をご主人に教えていただき感銘を受けました。
人からは、
「武谷(たけや)さん、いい加減で飽きませんか?」
と言われますが、この仕事しかできないので仕方ありません。
自分は 「未能一」 なので、まだまだ修行の身です。
今でもよく失敗してお客様にご迷惑をおかけすることも多いです。
そんな中途半端な私が他の仕事を始めたとしても、絶対うまくいきません。
そんな商才もありません。
子供の頃から 「根気強さが取り柄」 と先生に言われていましたが、
一つの事をやり続けるのが私の唯一得意な事ではないかと感じています。
人が幸福になる秘訣は、一つの事をやり続けることだと思っています。
まだまだ 「未能一」 ですが、皆様、引き続き宜しくお願い致します。
「いちずに一本道 いちずに一ツ事」 みつを
合掌。