「100件アポのノルマ」
月に100件の新規アポイントを課す人材紹介会社(サーチファーム)がある。
企業訪問ではなくて、エグゼクティブや著名人、スペシャリストなど年収の高い人材と
毎月100人会うことをノルマとしている。
新規で100人だから相当厳しい。
相手も忙しいので平日だけでは100人も会えない。
土日に相手が指定した場所に行く事も頻繁だ。
相手がそれなりの人だけに事前準備や日常の勉強も欠かせない。
話題豊富でなければ相手にしてもらえないし、覚えてもらえない。
最初はアポイントを取って何とか会ってもらうのがやっとだけど
だんだん慣れてくる。
そして、逆に相手を観る目が肥えてくる。
鑑定眼が磨かれてきて、
「この人は立派だ」 とか 「この人は肩書きだけだな」 とか、わかるようになる。
上司への鑑定レポートの精度も上がってくる。
やはり、何事も場数が大切だ。
ここまで来ればコンサルタントへの昇格が許される。
やっとクライアントを担当できるようになる。
最短で1年、長ければ永久にコンサルタントになれない。
なかなか厳しい仕事ですが、ここで培われたスキルや度胸は、いかなる仕事にも
活かせるでしょう。
「ともかく具体的に動いてみるんだね 具体的に動けば具体的な答が出るから」 みつを
合掌。