エージェント紹介.jp｜社長ブログ人材コンサルタント25年史

ホーム > 社長ブログ > 「３回も大阪に面接に行く社長」

「３回も大阪に面接に行く社長」

「３回も大阪に面接に行く社長」

いやー、本当に頭が下がります。

お一人のキャンディデートの面接のために、３回も大阪に出張される社長さんがいます。

１回目は、大阪支社長と一緒に、大阪の事務所で面接されました。

２回目は、大阪支社長と大阪の営業マンと一緒に、キャンディデートとの飲み会を

催していただきました。

そして、次回３回目はお一人でオファーレターを持って、人事制度の説明に行かれるとの事。

ここまでやっていただける社長さんはいません。

さすがのキャンディデートも、ここまでされて驚いています。

「えー、また社長さんがわざわざ説明に来てくれるんですか？申し訳ないです。」

と感激されていました。

ここまでされると　「この社長の会社で頑張ろう！！」　という気持ちになります。

一方で、ほとんど採用に関与しない社長さんもいます。

部下に丸投げで、　「よきにはからえ」　みたいな感じです。

やっぱり、社長が採用熱心な会社は確実に業績を伸ばしています。

そうでない会社は、業績も低迷している会社が多いです。

だってこの人材紹介業は、優秀なコンサルタントをどれだけ採用し定着させられるかで

全てが決まるじゃないですか？

それなのに、採用に関わらない社長さんは一体何をやっているんでしょうね？

私が知る範囲では、財界活動、業界団体の仕事、新規事業、現地視察と言う名の旅行、

こんな事をやっている人が多いような気がします。

社長が未来の事を考えて動くことは極めて重要ですが、しっかり足元を固めてからの

話だと思います。

会社がある程度軌道に乗るとすっかり名士気取りで現場に関わらなくなるのは、

危険信号です。

だいたいこのような社長さんは、　「人材紹介業に実は興味がない」　という人が多いです。

そして最後は行き詰って、会社がおかしくなり、どこかに身売りするとか、廃業する、

そんなパターンを幾つも見てきました。

「人材紹介業には興味がない。とりあえずお金を稼ぐために始めた。」

このような社長さんの会社が無くなるのは、業界にとっては良いことだと思います。

そんなに甘くないんだよね。

「いちずに一本道　いちずに一ツ事」　　　　みつを

合掌。