「採用と受け入れの大切さ」
今日も1社、仕切り直しのクライアント訪問が入っています。
どこに行っても求める人物像はだいたい同じです。
・若くてフットワークが良い人。
・営業経験者。できれば人材紹介業の経験者がいい。
・自立して仕事ができる人。
・柔軟性や協調性がある人。
さて、そこで問題になるのは、クライアント側のセールスポイントです。
各社にヒアリングすると、それなりに出てきますが、
当社の場合はすべてのクライアントが人材紹介会社です。
差別化して説明するのが結構難しいです。
色々な切り口で仕分けしないといけません。
1 規模の大中小(売上・利益・従業員数)
2 得意な分野(業界や職種)
3 分業制か一気通貫制か?
4 社史
5 経営者の人柄や方針
6 経営計画と経営課題
7 今なぜ貴方のような人が必要なのか?
8 社風や働いている人の雰囲気
9 労働環境と離職率
10 給与や福利厚生
これぐらいまで聞けると、ある程度差別化して説明できます。
私は、上記5の「経営者の人柄や方針」とか、上記8の「社風や働いている人の雰囲気」が
アナログですが特に大切だと思います。
この二つがマッチすれば、だいたい長続きします。
逆に、この二つがマッチしない場合は、他の条件がマッチしても長続きしないケースが多いです。
この業界に限った話じゃないですね。
やはり、「誰と働くか? どんな人たちと働くか?」 という事が大切ですね。
ですから、人間的魅力豊かな社長や社員がそろっている会社は、採用活動もうまく行きます。
そこを軽視して、面接で合否判定だけする会社は、ほとんど辞退されます。
やはり、欲しい人材は全力で引っ張らないといけません。
採用活動がうまく行けば、自ずと業績も良くなります。
あとは、入社後の受け入れをうまくやることも大切です。
みんなで歓迎して、早くご本人がリラックスして働けるような雰囲気づくりを
してあげることも重要です。
これによって早期戦力化が進みます。
採用と受け入れ(定着)は、会社の未来を左右する最重要課題です。
「ひとの世の幸不幸は人と人とが逢うことからはじまる よき出逢いを」 みつを
合掌。