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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「リクルートエージェントはサービス品質の再チェックを」

「リクルートエージェントはサービス品質の再チェックを」

 

 

 

今日、同業他社で信頼している人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)から

 

下記のようなメールをいただきました。

 

 

 

最近この手の話を頻繁に耳にするので、あえて古巣の人に読んでもらいたいのです。

 

 

 

「昨日、30代前半の一部上場メーカー営業の男性と面談しました。

 

彼は最大手に登録していて、一社内定辞退をしました。

 

遠隔地での転職を希望していることもあってなかなか面接にも行けずに

 

活動が長引いてます。

最大手の担当者は彼に言っています。
『製造業はもう国内はどんどんダメになるだけで、来年の求人状況はもっと厳しい。』
内定辞退した会社について、

 

『ここを断わったらこれ以上条件のいいところなんてありませんよ。』

 

 

 

おかしいと思いました。

製造業がダメだとか、これ以上条件のいいところはないとか、

 

一体何を根拠に言っているのか?
条件がいいって何をもって言っているのか?

 


エージェントごときが全てをわかったような物言いをして、

 

ダメだという製造業のクライアントで多額の売上を上げている。

 

実態は喰わせてもらっているんじゃないのか?

アタマだけずる賢くて浅い。

 

天下の最大手がそれか。
もっとマシなこと言ってもらいたい。
若い子に余計な不安感を与えてほしくない。

私は彼に言いました。
貴方が迷って断わったのは、その企業さんに縁がなかったんです。

 

来年悪いかどうかなんて私にはわかりません。

 

仮にそうだとして、若い貴方が生きていく道はいくらでもあります。

 

元気な企業さんはたくさんあります。

 

そんな言葉に惑わされちゃいけません。」

 

 

 

私も同感です。

 

 

 

強引なクロージングには反感を持ちます。

 

 

 

後輩の中に、このような社員がいると思うと情けないです。

 

 

 

 

 

良心的で優秀なコンサルタントも数多くいるだけに残念です。

 

 

 

これを、よくあるサイレントクレームの一つとして見逃していいのか?

 

 

 

水谷君をはじめ、多くの同僚や後輩たち、このままでいいのか?

 

 

 

目の前の売上のためには、キャンディデートに何を言ってもいいのか?

 

 

 

何のためにこの事業をやっているのか?

 

リーディングカンパニーとしての役割はなんだ?

 

 

 

10月から社名が変わっても、中身が伴わなければ無意味です。

 

 

 

上場とか、M&Aとか、グローバルとか、そんな浮いた話の前に

 

足元のサービスをしっかり固めてもらいたいと思います。

 

 

 


「原点

 

アノネ

 

人間にとって一番大事なものはなにか?

 

そこを原点として考えてゆけば

 

あとは自然にわかってくるよ」             みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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