「確信のないヨミ」
営業会議で毎週同じヨミをあげてくる人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)がいます。
皆さんもわかるでしょう?
苦しい時の無理ヨミですよね。
ヨミって、Aヨミ、Bヨミとかに分けるでしょう。
でも、Aヨミ以外はほとんどヨミとは言えないですね。
Bヨミ以下は期待でしかないです。
Bヨミ以下で、まだ手を打てばAヨミにできるとか、逆転できるならいいです。
しかし、打つ手はすべて打ったのにBヨミということは、完全に相手任せということですよね。
こちらは、相手の意思決定を待つしかないのです。
これはヨミではなくて、他力本願の期待でしかないです。
こんなものをヨミにあげてはいけません。
万一、成約できたとしても、それはアクシデントです。
アクシデントまでヨミに入れると、売上予測の正確性が無くなりますので
何のためにヨミを発表しているのかわからなくなります。
1 ヨミ会は、Aヨミが本当に固いかどうかの確認をする。
2 Bヨミ以下で、まだ打つべき手を打っていない案件に関して、具体的にどんな手を打つかを
話し合い共有する。
3 手を打った結果を検証・共有し、今後の改善につなげる。
ポイントはだらだら長時間やらないことですよね。
営業会議は、長くても1時間以内で終わることです。
それから、役員会でも一つの会議には、一つの成果しか求めないのが大切です。
欲張って長時間になると、集中力が無くなり、何も覚えていません。
私がいつも会議は嫌いだと言っているのは、多くの会議が特定の人の演説に
時間を割かれるからです。
1時間以内で一つの事を決める会議にしましょう。
とにかく、確信のないヨミを引きずるよりも新しい種まきをしましょう。
「にんげんはねえ 追いつめられると弱いもんだな ひとごとじゃない自分の事」 みつを
合掌。