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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「言葉は丁寧すぎるぐらいで丁度いい」

「言葉は丁寧すぎるぐらいで丁度いい」

 

 

 

言葉づかいは丁寧すぎるぐらいで丁度いいと思います。

 

 

 

よく反省します。

 

 

 

他の人には、 「常に穏やかで平和な気持ちで仕事をしましょう」 などと偉そうなことを

 

 

 

言ってますが、

 

 

 

「ごちゃごちゃ言うなら、もう知らん!!」

 

 

 

という気分になって、お客様を叱ることがあります。

 

 

 

これがなれければ30%ぐらい売上が増えると思います。

 

 

 

意見をストレートに言って失うものは、最初からご縁がなかったと割り切っている部分もあります。

 

 

 

しかし、相談に来られる方の中には、大変優秀な人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)

 

 

 

がいらっしゃいます。

 

 

 

そういう方に 「それでは駄目だ」 と教えられるのです。

 

 

 

「武谷(たけや)さん、好きな人にしか物を売らない八百屋の店主じゃないんだから

 

もう少し割り切って大人にならないと」

 

 

 

というご指摘が聞こえてきます。

 

 

 

できるコンサルタントは、本当に言葉づかいが丁寧ですよね。

 

 

 

相手の性格や状況に応じて、適切な言葉を選んでいます。

 

 

 

教えられます。

 

 

 

「言葉の使い方は丁寧に」 した方がいいですね。

 

 

 

例えば、 「この人はA社に入社した方が幸せになれる」 と思っているのに、

 

 

 

キャンディデートが他のB社と迷われている場合があります。

 

 

 

こんな場面で、どんな言葉を使いますか?

 

 

 

1 「迷ってる場合じゃないですよ。

 

  この業界内でのポジションから考えて、A社を選ぶのが当り前でしょう。」

 

 

 

2 「選択肢が増えて良かったですね。

 

  両方とも内定されるなんてさすがですね。

 

  A社とB社、それぞれに良い会社だと思います。

 

  両社に対する率直なお気持ちはいかがですか?」

 

 

 

ここまで極端な言葉づかいはしないと思いますが、キャンディデートに与える印象は

 

全く違います。

 

 

 

その日の忙しさ、自分のコンディション、相手との相性などによって

 

言葉使いに差が出るようでは、まだまだだと反省させられます。

 

 

 

ですから、自分に言い聞かせるつもりで、

 

 

 

「常に穏やかで平和な気持ちで」 と言っているわけなんです。

 

 

 

本当にちょっとした言葉づかいの違いで、正反対の結果になってしまいます。

 

 

 

言葉が全てと言ってもよいビジネスです。

 

 

 

聖人になろうとは思いません。

 

 

 

お客様のことを考えた上で、本当に言いたい事は言うべきだと思います。

 

 

 

ただ、クライアントにもキャンディデートにも、それぞれの歴史、社風、人格があります。

 

 

 

異なるものを意識的に許容する度量が必要だと反省しております。

 

 

 

「いいことはおかげさま わるいことは身から出たさび」    みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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