「怒りはすべて自分に戻ってくる」
先日、ある大手人材紹介会社の役員から聞いた。
役員:「人は他人に怒ってはいけない。
怒りはすべて自分に戻ってきてしまい
他人にとっても自分にとってもマイナスの影響を及ぼす。」
という意味らしい。
更には、
役員:「毎日前向きな姿勢で過ごすことが大切だ。
そのためにも、ネガティブな言葉は使わないことだ。
常にポジティブな言葉を意識的に使って、前向きな気持ちを持続させ、
それを習慣化することが成功につながるのじゃ。」
私:「それは宗教?」
役員:「いや、宗教じゃない。
成功哲学じゃ!!」
私:「なるほど、何となく意味はわかるよ。
そんなに泰然自若とした感じで生きられたら、自然と良いことが起こりそうだね。
それで実践できてるの?」
役員:「少しは良くなったが、まだ完全ではない。」
私:「そう言えば、以前より怒らなくなったね?」
役員:「そう見える?」
私:「うん(笑)、以前は瞬間湯沸かし器みたいに急に怒り出すことがあったよね?」
役員:「うん、それは今でも時々ある。(笑)
だから、まだまだ修行の途中だ。」
私:「他にどんな修行があるの?」
役員:「デトックスじゃ!!
悪いものはすべて体から出すのじゃ。」
私:「どうやって?」
役員:「断食じゃ!!
数日間何も食わずに過ごすのじゃ。
そうすれば体の中の悪いものと一緒に、心の中の悪いものも排出されるのじゃ。」
私:「それはなかなか大変な修行だね。
つらいでしょう?」
役員:「それも自分の気の持ち方次第じゃ。
何度か経験するうちに、それほどつらくなくなるのじゃ。」
私:「いつの間にそんな仙人みたいになっちゃったの?」
役員:「人は色々な環境変化や新たな人との出逢いによって変わるのじゃ。」
私:「でも、心身ともに健康になって、公私ともにうまく行くようになるならいいことだね。
俺もよく怒るから、反省してもう少し穏やかに生きてみようかな。」
役員:「そうすればもっと明るい未来が開けるであろう。」
私:「ははー、貴重な教えをありがとうございます。」
確かに人は環境や出逢う人から影響を受けて変わる。
ただ待っているのではなく、
自分から積極的に良い環境や尊敬できる人を求めて接する努力が大切だ。
「毎日少しずつ それがなかなかできねんだなあ」 みつを
合掌。