「大企業志向に関して」
就活に苦しんでいる学生が多いらしい。
今や誰でも大学に進学し、多くの学生が適当に遊び、
尚且つ大企業志望が多いということなら、苦しむのは当り前だ。
私の時代の就活も不景気で大いに苦しかった。
就活すら真面目にやらない学生もいるらしいが、
現実逃避せず、厳しくても自分を見直すためにやった方がいいと思う。
社会人になってからの方がもっと厳しいしね。
リクルートスーツで背筋を伸ばして歩いている学生を見ると、こちらもフレッシュな気持になる。
応援したくなる。
それだけに、あえて厳しいことを書かせてもらう。
就職できる学生の条件を以下に列挙する。
1 旧帝大・早慶クラスの大学を卒業する。大企業は相変わらず学歴社会だ。
2 大学生になっても勉強しA(優)をたくさん獲る。
3 体育会系部活に入り心身を鍛える。文科系部活でも厳しければいい。
4 大企業・有名企業ばかり志望しない。中小ベンンチャー企業も視野に入れる。
5 就職活動を人一倍真面目にやる。
6 英語(外国語)を徹底的に勉強する。
7 必死でアルバイトをして自活する。
上記六つの条件に一つも該当しない学生は就職する資格がない。
(日本国憲法27条)
「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。」
勤労の権利だけではなく、義務を有することを知っている学生やニートがどれぐらいいるかな?
「誰でも大企業で働く権利を有し・・・・・・」 なんて一言も書いてない。
では、なぜ大企業志向になってしまうのか?
育った環境と、物事を深く考えない本人の責任だ。
親が大企業や公務員出身でいい思いをしている。
親が大企業に勤務しているヤツとしか結婚してはいけないと言う。
親戚一同大企業か公務員。
このようなキャンディデートに時々会う。
話がつまらない。
このような人に限って、
「私は安定志向ではないし大企業にこだわらないのですが、両親が許してくれなくて」
なんて言う。
私:「貴方ね、30歳近くにもなって今さら両親に反対されると駄目ですか?」
はっきり言って、
「いい年こいて両親のせいにするな!!いい加減に自立しろ!!」 と思う。
大企業で働くのが悪いのではなく、それほど努力もしていないのに
志望する人間がバカだと言っているのだ。
努力もしないで夢だけ見てはいけない。
簡単に 「人生逆転できる」 と思うなよ。
逆転するためには、死ぬほどの努力や経験の蓄積が必要だ。
「生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち」 みつを
合掌。