「ユーロ危機:目先の選択」
フランスとギリシャの選挙結果は、日本と同じく目先の選択に終わった。
現実味なく耳触りの良い政策を掲げる野党が勝利し、国民の痛みを要望する与党は惨敗した。
これでは深刻な債務危機という問題解決を先送りして、更に事態を悪化させるだけだ。
与党も痛みの先の未来を示せなかった責任は重いが、国民も目先の損得しか考えていない。
莫大な借金は一体誰が返すのか?
我々の住宅ローンと同じように、ちゃんと現実的な返済計画を立て即座に返済しないと
財政破たんして自己破産するしかない。
日本も他国の心配をしている場合ではない。
1000兆円の借金を具体的にどのように返すのか?
少子高齢化社会が来ているのにどうするつもりなのか?
消費税10%でガタガタ言っている場合じゃない。
政治家も役人も国民も一緒に身を切る覚悟が必要だ。
そうしないと、我々の子供や孫の世代は大変悲惨な国民になるだろう。
産業振興や経済活性化の話と、単なる税金のバラマキの話とは別物だ。
高度成長時代のように何でも国が面倒を見る余裕はない。
小さな政府にして規制緩和を進めるしかない。
国民全員が努力する。
痛みも受け入れる。
どうしてもハンディキャップを持っている人だけを、みんなで助ける。
最近は努力もしない人を助けるような政策だったり、努力をしても報われない政策が目につく。
わからない事に素人政治家や役人がいちいち口を出すな。
そんなくだらん仕事に払う税金はない。
「やれなかった やらなかった どっちかな」 みつを
合掌。