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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「泣かされた面談」

「泣かされた面談」

 

 

 

先日、お二人の人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)と面談した。

 

 

 

Aさんは、大変なハードワークをされている。

 

 

 

早朝から終電まで働き土日も出勤する。

 

 

 

自力でキャンディデートも集客し、毎月70人面談。

 

 

 

同時にクライアント開拓、進捗管理も行っている。

 

 

 

帰宅したら、バタンキューで寝るだけ。

 

 

 

仕事一色の生活だ。

 

 

 

Aさん:「それでもこの仕事が好きなので続けたいんです。」

 

 

 

私:「そうですか、そんなにこの仕事が好きですか?」

 

 

 

Aさん:「はい。ハードワークでもお客様とのやり取りにとてもやりがいを感じています。」

 

 

 

私:「Aさん、そうは言っても今の生活を続けるのはやめてください。

 

   健康第一ですからね。

 

   次はもっと常識的な労働時間の会社をご紹介します。」

 

 

 

Bさんは、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)のご経験も長く、

 

 

 

立派な実績を持っている人だった。

 

 

 

私:「Bさんなら独立しても十分やっていけますよね?」

 

 

 

Sさん:「そうかもしれません。

 

     でも私は小組織の中で仲間と楽しく働きたいんです。」

 

 

 

私:「それでは、職場環境とか人間関係を重視されるわけですね?」

 

 

 

Sさん:「はい。それさえあれば私は楽しく働けます。」

 

 

 

:「年収面でのご希望はどうですか?」

 

 

 

Sさん:「あまり重視しません。」

 

 

 

私:「えー!!

 

   Bさんの業績なら軽く1000万円はもらえますよ!!」

 

 

 

Sさん:「そんなに必要ありません。

 

     年収はあくまでクライアントとキャンディデートに恵まれた結果ですから。

 

     私はこの仕事を続けられれば十分です。」

 

 

 

私:「失礼ですが、ウソじゃないですよね?」

 

 

 

Sさん:「はい。給料はフルコミでもいいですよ。」

 

 

 

私:「えー!!

 

   本当ですか?

 

   Bさんを採用したい会社は多分5000社以上ありますよ。」

 

 

 

Sさん:「本当ですか?

 

     そう言っていただけるだけで嬉しいです。」

 

 

 

私:「まじかよ?」

 

 

 

いやー、このお二人の面談には泣かされました。

 

 

 

本当に頭が下がります。

 

 

 

私のようなチンピラが面談するのも申し訳ないです。

 

 

 

お二人がお帰りなる背中を見て、思わず「合掌」してしまいました。

 

 

 

「花はただ咲く ただひたすらに」   みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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