「絶対安静時間を持て」
さあ、2月の最終週です。
今日を含めて3日しかありません。
忙しい月曜日が始まりました。
早朝からやる事がたくさんあります。
月内案件のクロージング、3月及び四半期末に向けての段取り、翌四半期や来期の目標設定や
戦略と行動計画の立案、というように、目先の事、翌月の事、その先の中期的な事と
常に同時に考えながら、毎月・毎四半期・毎年の目標を全てクリアしていかなければ
いけません。
これは、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザー)の仕事に
限らず、その他の業界の営業であっても同じです。
営業以外の仕事でも、毎月・毎四半期・毎年やるべき事があるので、仕事は全て大変です。
こんな風に書くと、全ての人が仕事に追われているようで、何もかも嫌になります。
しかし、周囲を見渡すと、同じ状況に置かれているのにもかかわらず、
なぜか楽しそうに仕事をしている人がいませんか?
ちゃんと仕事をして結果も出しているのに、なぜか余裕があり、いつも精神状態が安定している、
そんな人が周囲にいませんか?
私がそうであった時の事を思い出すと、二つの事を心がけていました。
1 予習を欠かさず行い、仕事の先取りをする。
・例えば、土曜日に翌週の仕事の計画を確認し段取りを整えておくと、
月曜日が待ち遠しくなるぐらい余裕が生まれます。
仕事に追われる感覚は全くなくなります。
勉強も同じですが、復習より予習の方が成果が絶大です。
予習をしておくと、授業の理解がスムーズになり、勉強が楽しくなります。
あれと同じ感覚です。
結果として、業績(点数)も上がり、モチベーションも更に上がります。
2 自分だけの絶対安静時間を持つ。
・私の場合は、「釣り」という趣味に没入しました。
土日のどちらかは朝から夕方まで釣りに行って、ボーとウキを眺めていると、
何もかも忘れて頭がクリアになりました。
釣りだけに集中しているので、他の事は全く何も考えませんでした。
魚は釣れても釣れなくてもいいのです。
ただ、自然の中に身を置き、ボーと釣りに集中しているだけでオールクリアになり、
リフレッシュできるのです。
将棋も似ていて、指している時は他の事は何も考えず、盤上没我という感覚になります。
・あとは、毎朝・毎晩、深呼吸をしながら時間をかけてストレッチをしていました。
これもかなり効果的でした。
下記、白鳥春彦さん著の、「頭がよくなる思考術」 からの抜粋です。
「絶対安静時間」を持て
「何もせず、じっとして、水みたいに揺れる心がいつのまにか澄みきった鏡になるような
時間を持ったほうがいい。
これは一般に、瞑想とも、禅定とも呼ばれる。
朝、行動を始める前にこの時間を二十分程度、夜に三十分程度、確保するのである。
これを行なうと、一日を冷静に送れる。夜に行なうと一日分の脳の掃除になる。
また、心の安定が保たれるようになる。
そのことには、自分ですぐに気づくだろう。
すると、心を揺らさないようにするために、一日のうちで何度か五分程度のこの絶対安静時間を
みずから持つようになる。
一週間もすると、あなたは自分の心が以前よりずっと澄んでいて、なかなか動揺しなくなった
ということにはっきりと気づくだろう。
そして、以前よりもはるかに鮮明に物事を理解することができるようになっている。
頭がよくなったというよりも、洞察力が鋭くなったのである。
ただし、飲酒と、だらしない習慣は、この効果にかなりのダメージを与える。」
最後の「飲酒」という部分が私のネックですが、このような習慣で生活していると、
なぜか自然と酒量も減るから不思議です。
やった事がない人は、是非試してみてください。
「柔軟心
やわらかいあたま やわらかいこころ わか竹のような」 みつを
合掌。