「知識って何?」
昨日と同じ、藤屋伸二さん著の 「ドラッカー入門」 から引用させていただきます。
知識は 「成果をあげるためのノウハウ」 と訳すと、わかりやすくなってきます。
ドラッカーも言っているように、ビジネスは「資質」が必要であるとともに、
「科学(学習)」も必要になります。
さらに、「経験」で身につく技能の要素も多分に含んでいます。
従って、「資質」×「学習」×「経験」となり、ビジネスの実態に近づきます。
「知識」=「成果をあげるノウハウ」=「資質」×「学習」×「経験」
このような公式ができます。
この公式は、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザー)の
仕事にもあてはまりますね。
・「資質」とは「センス」 ⇒ 明るく前向き、対人能力、好奇心、直感力、記憶力など。
・「学習」とは「勉強」 ⇒ 経済、企業経営、経営における人材、業界・職種の専門知識など。
・「経験」とは「行動力」 ⇒ 他人より数多く打席に立ち改善し続ける。
「センスが良い人」×「人一倍勉強する」×「人一倍行動する」=「最強のコンサルタント」
ということになります。
そのような人材の集団をつくり、上手にマネジメントすれば最強の組織になるということです。
「資質」を重視して採用している会社が多いですが、「学習」や「経験」の分野で
スコアを逆転すれば、「成果をあげるノウハウ」も逆転可能です。
「資質」の高い人は、ものわかりが早い分、あきやすい傾向にあります。
日常の仕事が同じ事の繰り返しに思えてしまうのです。
あきない、あまんじない、あきらめない、の3つの 「あ」 が大切です。
「いちずに一本道 いちずに一ツ事」 みつを
合掌。