「精神論だけで終わらせないモチベーション」
今日は自然とやる気が出るような素晴らしい快晴の月曜日です。
「おはよう!!
いい天気だね!!
今週もみんな頑張ろう!!」
という雰囲気づくりも大切ですが、精神論だけではモチベーションは長続きしません。
それだけでは、天気が悪いというだけで、やる気も失せてしまいます。
藤屋伸二さん著の、「ドラッカー入門」 では、下記のように解説してあります。
「やる気を起こさせるのは、口先ではなく仕組み」 だということです。
(やる気にさせる仕組み)
①適性な配置 ⇒ 人が最も活き活きとしているのは、好きな仕事や、貢献できる仕事をしている時。
②高い水準の仕事 ⇒ 心に火がつくのは、チャレンジ性のある仕事をしている時。
③自己管理に必要な情報 ⇒ 経営状況、仕事の進捗状況や貢献度、ライバルの頑張り具合など、
全体の中での自分の役割や周囲の状況、評価結果などの情報提供が、仕事への取り組み意欲を
高揚させる。
④決定への参画 ⇒ 人は、納得して取り組む時にやる気を出す。最も納得するのは自分の意見が
反映された時。
以上四つの要素がそろった時に、人はやる気になるのです。
この仕組みの前提になる企業姿勢は、下記になるそうです。
(社員には貢献する責任を求める)
・やる気を出させる手段に「社員満足」をあげる企業があります。しかし、社員満足は動機づけに
なりません。満足感には個人差がありすぎるからです。
・企業として、社員に求めるべきなのは、「満足」ではなく「仕事への責任」です。
責任を果たすことによって得られる満足が、「やりがい」「働きがい」になるのです。
企業の目的・役割から動機づけを考えましょう。
確かに同じ企業で働いているのに、充実して満足な社員も、不満足な社員もいますね。
入社前の選考段階や入社後も日常的に、企業(上司)がしっかりと社員に対する要望を
伝えなければミスマッチが起こるのですね。
自分が何を期待され求められているかわからない社員が、活躍できるわけがないですね。
「生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち」 みつを
合掌。