「ハローワークも気合を入れろ!!」
・1月31日(火)日経新聞 夕刊から抜粋
職業相談、7割記録せず
ハローワークで常態化
公共職業安定所(ハローワーク)の職業紹介業務をめぐり、求職者から相談を受けながら
内容をまったく記録しないケースが全国で常態化しているとみられることが31日、
分かった。総務省の抽出調査によると、延べ相談件数のうち71%は「白紙」で、
次回以降の職業紹介に活用できない状態だった。
希望する勤務地や仕事を把握しないまま放置したり、受講させた職業訓練とは
無関係な仕事を紹介したりした例もあり、総務省は同日、厚生労働省に改善を勧告した。
*途中割愛
職業紹介や職業訓練の相談を受けた場合、担当者がシステムに具体的な内容を
入力することになっているが、求職者から複数回相談があった例を含め計1万682件
のうち7589件は日付だけだった。ハローワーク側は調査に対し「次の相談者を待たせる
わけにはいかない」などど求職者の増加を理由に挙げたという。
*途中割愛
飲食店での接客を希望した求職者に職業訓練としてコピーライターの養成講座を
受けさせた後、ビジネスホテルや法律事務所、劇団などの仕事を紹介、すべて
不採用になったケースもあった。
総務省は「情報を正確に把握できないと採用には結び付きにくい」と指摘、
基本業務の徹底を求めている。
以上
相談内容を記録していないとは驚きだ。
それじゃあ決まる人も決まらないよ。
相談しながらでも十分記録できる。
皆さんも、そうしているはずだ。
私の場合、一人当たり通常A4用紙2~3枚、多い人は5枚、過去最高は8枚書いた。
25年ぐらい前、当時のリクルート人材センター(現:リクルートエージェント)に
大企業出身のおじいちゃんCA(キャリアアドバイザー)しかいなかった時のことを
思い出した。
面談記録を他人が見てもわかるように書いていた人は少数派だった。
ただ一言、
「礼儀正しい好青年」 とか、「大変な無礼者」 とか書いてあり、
「こんな面談シートではマッチングできないから、ちゃんと書いてください!!
登録者は、貴方の私物じゃないんです!!
会社の貴重な共有財産なんです!!」
と怒ったら、
「相談者が多くて忙しいし、俺がちゃんと覚えているから全部書かなくてもわかる!!
何もわからん若造は黙れ!!」
と逆ギレされた。
その点では、当時はまるで今のハローワークだった。
最終的には、「このままじゃ駄目だ!!」 ということになって、
若手CAを大量投入し、言うことをきかず業績の悪いおじいちゃんCAはリストラした。
ハローワークの職員もちゃんとやらないと知らないよ。
「やれなかった やらなかった どっちかな」 みつを
合掌。