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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「また求人依頼を断わってしまった」

「また求人依頼を断わってしまった」
 
ここ数年業績が大変良いと評判の会社から、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の
 
求人依頼のお電話をいただいた。
 
しかし、「1件90万円でやってくれ。それ以上は出せない。」 と言う。
 
:「お宅はクライアントに年収の30%とか35%を請求していますよね。
   平均単価は230万円ぐらいだと聞いてますよ。
   それなのに他のエージェントには90万円しか払わないなんて
   全く一貫性が無いですね。
   経営姿勢を疑いますよ。
   そのような会社とのお取引はお断りします。」
 
即戦力コンサルタントで英語も必須。
 
このコンサルタント不足の最中に全く話にならない。
 
自分の会社の儲けしか考えていない。
 
一方で、FEEが安くても求人依頼を受ける会社もある。
 
直接、社長が出て来て、
 
「立ち上げ中でほとんど利益が出ていないので、どうしても100万円しか払えません。
身勝手で失礼なお願いだとは存じますが、何とかご紹介いただけないでしょうか?
やる気がある人であれば、私が必ず育てます。」
 
と言われ頭を下げられる。
 
そこまでされると断われないし、
 
「よし、何とかこの社長の役に立ちたい。」
 
と思うのが人情だ。
 
結局、FEEの値段だけで取引先を決めているわけじゃない。
 
経営者や人事の姿勢を見ている。
 
真剣さ、誠実さがあるかどうかだ。
 
クライアント側も同じだろう。
 
サービスが悪ければ25%でも頼まないが、良ければ35%でも頼む。
 
大切なのはエージェント側の真剣さ、そして結果を必ず出すことだ。
 
求人依頼を受けた以上は、何とか結果を出さないと相手にされなくなる。
 
「やれなかった やらなかった どっちかな」   みつを
 
合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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