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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「グローバルって何?」

「グローバルって何?」
 
「ポーターズマガジン」 が届いたので興味深く読んだ。
 
今号は、「人材紹介企業におけるグローバル戦略の多様化」 というテーマだ。
 
要するに、「日本国内市場は収縮の一途であるから海外で稼ごう!!」 
 
という人材紹介会社や人材派遣会社が多いということだと私は捉えている。
 
かつて自動車メーカーが、貿易摩擦が起こり外圧が大きくなったから
 
海外生産に乗り出したのと同じだ。
 
ずっと国内生産(輸出)だけで食えれば、何も海外に出て行く必要は無い。
 
高度成長時代や人材紹介業界が未成熟で競争が激化していなかった時は、
 
面倒で儲からない海外にわざわざ出て行くことなど考える必要はなかった。
 
しかし、日本経済の先行きが悲観的で、且つ、人材業界内の競争も厳しくなったから
 
いよいよ市場を海外に求めざるを得なくなった。
それに適応するために、英語が大事、国際感覚が大事だということになる。
 
ヨーロッパでは多くの人が2ヶ国語、3ヶ国語話せる。
 
戦争の歴史や地理的要因があるからだ。
 
逆に日本は島国だ。
 
他国から郷土を攻められたのは、元寇の時と第二次世界大戦の時しかない。
 
だから他国の言葉を話す必要などなかった。
 
一方で韓国人エリートは、韓国語、英語、日本語を話す。
 
昔から常に戦争が起こり、日本に植民地にされた歴史もあり、国内市場が小さいからだ。
 
しかし、国際化は進んでいるものの、日本より自殺率が高い。
 
欧米諸国の国民はどうだ?
 
そんなに幸せそうか? 失業率は高くEUはガタガタだ。
 
日本と国民性が似ていてEUを支えているのはドイツだ。
 
「アイデンティティー」 という言葉はわかりにくいので、「自分は何者か?何をすべきか?」 
 
を考え大切にすればいい。
 
英語や海外の生活習慣は知っていた方が良い。
 
そういう知見は素晴らしいと思う。
 
ただ、英語ができないから、海外を知らないからと言って卑屈になる必要はない。
 
大切なのは、「大儀はあるか?」 である。
 
武谷(たけや)と言う名前の通り、私は武士の子孫だ。
 
世界に恥じることなき日本の 「武士道」 を一生追求したい。
 
英語ができない言い訳だな。
 
「いまから ここから」    みつを
 
合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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