「ドラッカーの名言」
ドラッカー好きの友人が急逝して間もなく1年。
いつもデスクの上には、ドラッカー博士とのツーショット写真が置かれていた。
亡き友人を偲び、下記の「ドラッカーの名言」を引用させていただく。
あらためて考えさせられる。
米国やEUなど不景気なニュースが数多く届く中、自分に足りないものを
見事に整理して教えてくれる。
変えてはならない創業時の初心や信念と、変わらなくては生き残れない
自分を認識して、毎日の思考と行動パターンを変えなければならない。
自分の年齢など関係ない。
弱肉強食なのだから、20代・30代の元気な若者に負けない活動量と
戦略が不可欠だ。
つまらないプライドを捨て、ドロドロの接近戦を挑まなければならない。
そこで初めて、自分がどの程度のものか答が出るだろう。
自分でやってきたことへの成功だけを認め、たまたま転がってきた成功を
生かさない。
想定していなかった動きが市場で起こり、その恩恵で成功するということを
理解していない。
考えていたことと違うことを受け入れない。自分が主人公と思っているから。
2.利益のわな
経営には利益が大事だと考えている。
しかし、経営に絶対必要なものは、「キャッシュ」である。
キャッシュフローがない会社は潰れるだけである。
3.マネジメントチームの欠如
小さな組織の時には、経営者の目が行き届くが、事業が拡大してきているのに
チームを任せずにいつまでも自分中心で動かすことを考えていると、
事業の拡大に自分が追いつかなくなる。そして、事業が突然うまくいかなくなる。
それに気づかない起業家が80%だと。
4.自らの役割の喪失
事業が成長すれば、自分の役割も変わってくる。
いつまでも創業当時の役割をしていたのでは、事業もそこから大きくならない
ばかりでなく、うまくいかなくなる。
自分の役割をシフトさせられる考え方をもてるかどうかでその企業の
行く末が決まる。
この経営に関する忠告はいつの時代もそうだろうが、
ネット社会が進化した今、益々変化対応力が必要になっていくだろう。
「そのとき どう動く」 みつを
合掌。