「大学生も相談に来ます。」
最近、就職活動中の大学生も相談にお越しになります。
「ブログを見ました。」 とか、「友達に聞きました。」 とか言って、
「今後の人材ビジネスはどうなるんでしょうか?」
「私はやって行けるでしょうか?」
なんて質問されます。
しかし、大学生は真っ白な経歴なので、採用するのも相談に乗るのも難しいですね。
ポテンシャルのかたまりですからね。
社会人の場合は、前職での実績や転職理由などを丹念に聞いていくと、
どんな方向で進めばよいのか? だいたい見当がつきますが、大学生は難しいです。
みんな、やる気はあるように見えるし、ピントハズレな受け答えをしない限りは、
能力もありそうな気がします。
そうなると、普通の話をしてもわからないですね。
子供の頃までさかのぼり、様々な現実に直面した時に、何を根拠にどんな判断をして
これまで生きてきたか?
自分の進む道を自分で決めて、それに自分で責任を負ってきたか?
家族構成、親との関係、兄弟との関係、友人の数や関係の深さ、部活動や趣味、
一番達成感を味わった事、一番挫折感を覚えた事など、社会人より深く聞かないとわからない。
いや、聞いてもわからない時も多いですね。
わからないので、結局は好き嫌いで採用している会社が多いようですね。
会社によって好みのカラーがあるでしょう?
でも、素質があっても入社後の教育やマネジメントが悪ければ、折角の素材を腐らせてしまう。
だから、一人の面接官だけで判断するのは危険ですね。
自分の部下として見ると違うけど、他のマネージャーだったら大丈夫かも? と考えると
活かせる人材もいると思います。
私の新卒同期は300人いましたが、結局、「入社して働いてみないと人はわからん。」
というのが率直な感想です。
内定者時代、ひときわ目立っていたヤツでも入社後パッとしないのも多いし、
その逆も少なくない。
仕事は瞬発力だけじゃなく、持久力も必要なので、その辺まで100%見極めるのは
面接の達人でも無理でしょう。
私も上司から、「お前は採用ミスだ!!」 と言われていました。
とにかく、大学生に言えるとすれば、
「最後は自分で決めろ。そして決めた事は全て自分の責任だと思え!!」
それだけです。
話は聞きますが、最終的な意思決定に関与するつもりはありません。
「いいことは おかげさま
わるいことは 身から出たさび」 みつを
合掌。