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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

危ないアポ取りトーク(その1)

危ないアポ取りトーク(その1)
 
嫌な仕事ほど、みんなで楽しんでやらないと続かないでしょう?
 
楽しむためには、そして何よりも、できるだけ偉い人にアポイントを取るためには、
それなりの工夫が必要ですよね。
 
でも、私たちの場合は、結局は「リクルート」と言う社名・看板のおかげで、
アポを取り易かったと思いますので、その辺は大いに差し引いて考えないといけないと
思っております。
さて、今日の「危ないアポ取りトーク」の話を書かせていただきます。
 
これを発明したのは、中途入社のS君だったかな?
 
証券会社の営業でもまれていたので、おもしろいアポ取りをやっていましたね。
 
今は独立して、損害保険の代理店をやっていると思います。
 
こんな感じのトークです。
 
S君:「いつもお世話になっております。リクルート人材新橋支店のSです。
   社長、お願いします。」
 
  *文字の大きさが声の大きさを現しています。
 
受付さん:「お世話になっております。済みませんが、御社名をもう一度お願いします 。」
 
S君:「はい。リクルート人材新橋支店のSです。
   人材ののお話で、社長、お願いします。」
 
受付さん:「銀行の方ですね 。失礼しました。少々お待ちください。」
 
社長:「はい、はい。 どこの銀行さんですか? 」
 
S君:「はい。リクルート人材新橋支店のSです。
   人材ののお話です。」
 
社長:「なんだって?」
 
S君:「はい。私どもは、人材、転職を考えている方々が何万人も
   登録されています。」
 
社長:「それでどうなんの?」
 
S君:「はい。お申し込みいただければ、御社に

ピッタリの人材を目の前まで

お連れします。」
 
社長:「それで具体的にどうすればいいの?」
 
S君:「はい。その辺の重要なご説明がありますので、
   今日の3時に伺います。」
 

社長:「ちょっと待って、今日の3時は来客があって駄目だよ。」

 
S君:「それでは、4時に伺います。」
 
社長:「4時? うーん、ちょっと待たせるかもしれんよ。」
 
 
こんな感じで、アポイントが取れました。
 
銀行になりすまして、融資の話で社長に電話をつないでもらうとは、
 
金融業界出身者ならではのトークですね。
 
実際にはもっと過激でおもしろいのですが、ちょっと危な過ぎるので
この辺にしておきましょう。
 
 
受付さんは、電話をシャットアウトするのが仕事。
 
「銀行?」「融資?」とか言うと、 「これは社長につながないと怒られるかも?」
思っていただきつないでくれます。
 
世の中の社長は忙しく気が短い。
 
トークは単刀直入にインパクトある言葉で。
 
あとは、こちらが時間を決める。
 
「いつがご都合よろしいですか?」などと言っていると、永久にアポは取れないですね。
 
「柔軟心 やわらかいあたま やわらかいこころ わか竹のような」  みつを
 
 
合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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