行き詰まったら新規開拓ですね。
本当に人間とは同じ失敗を繰り返すバカな面があると、自分自身の行動を振り返って
そう思うのです。
一人で、 「また同じドツボにはまってるよ。」 と笑うのです。
営業マンは刈り取りに忙しいと、ついつい新規開拓を怠る人が多いです。
そして、刈り取り終わると、 「あれー、次の商談が全然進んでいない。来月はまずいぞ。」
と思うものです。
だから、本当は 「行き詰まったら新規開拓」 ではなく、 「行き詰まる前に新規開拓」 とか、
「常に新規開拓」 と言った方が正解ですね。
時折、中小企業の社長が集まる研修会に参加すると、よく思う事があるのです。
「もうかっていない会社の社長の共通点は、ほとんど営業活動をしていない。」
という事です。
社長の教祖と言われた経営コンサルタントの「一倉 定」さんが、おもしろい事を書いています。
「社長の定位置は社長室ではない。お客様のところである。」
*定期的にお客様を訪問している社長は極めて少ない。ほとんどの時間を社内で過ごす。
この人々を、私は 「穴熊社長」 と呼んでいる。穴熊は、穴の出入口から見える景色しか
知らない世間知らずである。世間知らずに正しい経営ができるはずがない。
多くの社長さん方は、自らの定位置を社長室だと思いこんでいる。
一人で仕事をしていると誰も叱ってくれません。
「おい、お前、最近新規開拓やってないじゃないか!!」
と、自分で自分に渇を入れて、今日は新規2社訪問してきます。
「やれなかった やらなかった どっちかな」 みつを
合掌。