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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材コンサルタント適性」

「人材コンサルタント(キャリアコンサルタント)適性」
 
この仕事には様々な適性要件が求められるでしょう。
 
聞き上手、話し上手、求人開拓力、キャンディデートサーチ力、事務処理能力(正確さと速さ) 
 
等々、色々あるでしょうし、コンサルタントによっても強みが違うでしょう。
 
私自身が五角形を描いて、上記5つの項目で自己採点でもしてみますか?
 
1 聞き上手 4点
2 話し上手 2点
3 求人開拓力 3点
4 キャンディデートサーチ力 3点
5 事務処理能力 3点
 
25点満点で15点。達人到達率は60%。 これが私の自己採点です。
 
27年やってこのスコアです。 まだまだですね。 才能が無いのでしょう。
 
優秀な人は、もっと短期間で良いスコアが獲れるでしょう。
 
私のように出たとこタイプは、スキルアップに限界があります。
 
優秀なコンサルタントは、事前準備とかシミュレーションに労力をかけます。
 
私は、逆に事前準備やシミュレーションをしないようにしています。
 
理由は二つです。
 
一つ目は、単純に計画性が無いことです。
 
二つ目は、先入観を持たないように、わざと出たとこ勝負にしています。
 
真っ白な気持ちでクライアントやキャンディデートと会って、自分の興味・関心が
 
向くままに質問させていただきます。
 
私には、この方が共感性が増すので合っている気がします。
 
「採用の背景」 と 「転職理由」 という一番聞きたい二点をあぶりだしたいのです。
 
これは、クライアントとキャンディデートの価値観とも言えるものです。
 
要するに、御社は、貴方は、 「何を大切にしているのですか?」 ということです。
 
それがわかれば、マッチングのポイントも大きくはずれないだろうと思っています。
 
仕事をするにあたり、主観と客観があると思います。
 
主観は、情熱や思いの強さであり、この仕事に人間が介在する価値ですから極めて重要です。
 
客観は、冷静で社会的な判断であり、この仕事のMUST条件です。
 
この主観と客観、両方が必要ですが、時々、主観力が強く客観力が弱い人がいます。
 
簡単に言えば、自分の思いだけで仕事をする人です。
 
このタイプの人が、人材紹介業で業績を上げるのは容易ではないです。
 
このような人には、周囲と自分との見方のギャップに気づいていただかなければいけませんが
 
これはされる側もする側も大変つらい事であり、やったからといって必ず変わるものでもないので
 
早めに他の仕事に転職した方がよいと思います。
 
「貴方は客観力が弱いです。他の人と見方がずれています。」
 
と言っても、そもそも本人に他人と違うという認識が無いのですから変えるのは難しいです。
 
逆に、強みである主観力を活かせる仕事を探しましょう。
 
このような人は、はまれば爆発的な力を発揮するでしょう。
 
「梅の木に梅の実 柿の木に柿の実 それでよいのです」   みつを
 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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