「成功報酬の重さ」
今日は、もうすぐ外出します。
過去ご入社された方お二人と私の三人での遅い新年会です。
近所に魚と酒の美味い店がありまして、何とか予約できました。
普段でも満席なので、年末年始は尚更混んでいます。
満席なので、食べ物は先に予約しないと、すぐには出せないと言われましたので、
お二人の好みも聞かずに勝手にオーダーしてしまいました。
お二人とも新たな職場で元気に活躍されていらっしゃるので、明るい新年会になると想像しております。
入社された方が元気にご活躍され、クライアントに喜んでいただき、
それでやっと私の仕事の価値が生まれ、クラインアントから御支払いいただいた
成功報酬の重さが実感されます。
私の生活は、入社された方々とクライアントに支えられているという大変リアルな感覚です。
このようなリアルな感覚を持つようになったのは、独立開業してからです。
大きな組織に所属している時は、今ほどリアルには実感できませんでした。
組織では会社から給料をいただくというカタチなので、ちょっと間接的です。
しかし、会社から給料が出ているのではなく、お客様からいただいているのです。
コンサルタントだけでなく、経営者も間接部門(総務・人事・経理・財務など)の人も、
この事の重さを強くご理解いただければ、人材紹介業ももっとまともな産業になると思います。
「目標達成したからインセンティブが出ました」 とか、そんな軽いものではないです。
人の人生、クライアントの経営に影響を与えた結果いただいている重たいお金です。
我々は大変恐ろしい仕事をしています。
人やクライアントに大きなリスクを負わせています。
「最後はお客様の自己責任」という理由で、この人材紹介業を乾いた産業にしてはいけないと
思います。
お客様の満足度とお金とのハザマで悩み続けるのが人材コンサルタントという仕事かもしれません。
だからこそ、自分の信条に照らして、お客様を選ばせていただく必要があると思います。
「ひとつの事でもなかなか思うようにはならぬものです
だからわたしはひとつの事を一生けんめいやっているのです」 みつを
合掌。