「戦略コンサルタントになりすますインチキエージェント」
本屋さんには申し訳ないのですが、時間が空いたら立ち読みに行くようにしています。
「これは買って読まなければいけない」 と思うものは、もちろん買うようにしていますが、
何分書籍代もバカになりません。
次から次に出版される本を全部購入するわけにはいかないので、1時間以内に3冊読むと決めて
立ち読みしています。
もちろん、本には一切傷つけないように丁寧にめくっていますよ。
一人で仕事をしていると、自分から情報を取りに行かないと浦島太郎になってしまいますので
その辺が一番怖いところです。
リクルートグループでは、常に誰かが新しいビジネス流行言葉を使いだし、
周囲の人間も 「その言葉は何?」 という話になって、
あっという間に新しい情報に全員が感染するようなカルチャーがありました。
良く言えば勉強家が多い。悪く言えばミーハーが多いのです。
リクルートは英語はできない人がほとんどなのに、やたら社内用語はカタカナが多い会社でした。
端的な例は、当時のリクルート人材センターを「RJC」、就職情報を「SJ]、住宅情報を「JJ」と
頭文字を取って呼ぶことです。
笑えるでしょう。
更に笑える話なのですが、リクルート人材センター「通称:RJC」時代に米国駐在していた
上司や同僚が現地で戦略コンサルタントになりすましていたらしいのです。
一般的には、人材エージェントより戦略コンサルタントの方が格好いいでしょう。
だから、 「RJC」という通称を利用して、どのように社名を言い替えたか?
なんと、 「リチャード・ジェイコブスン&クーパー」 と名乗っていたらしいのです。
アドミの米国人女性にも、 「This is RJC」 と電話に出るように指示していたので、
電話をかけてきた人は、本当に戦略コンサルティング会社だと勘違いしていたようです。
戦略コンサルタントと思わせておいて営業に行き、結局は人材を紹介していたらしいです。
今頃、これを読んでいる当事者は青くなっていると思います。
次に会ったら、私は殺されるかもしれません。
お疲れの金曜日、くだらない話で済みません。
皆さん、冷え込んでいますが体に気をつけて良い週末を。
「なるべくなら うそのないほうがいい」 みつを
合掌。