「それぞれの最終日」
それぞれの会社の年末最終日に、それぞれの雰囲気がある。
その場面だけ見ていても、その会社の状況がわかる。
業績が良く人心もまとまっている会社の最終日というのは、
忙しくもどこか暖かさや和やかさがあるものだ。
A:「お疲れ様。今年もお世話になりました。」
B:「いやー、こちらこそお世話になりました。来年も宜しくお願いします。」
A:「こちらこそ、宜しくお願いします。良いお年を。」
B:「良いお年を。」
ライバル間でも何気なく自然と握手が交わされる。
自分が担当する部署だけではなく、他の部署の人にもお互いに挨拶に行くのだ。
あの時の充実感とか、お互いを労う気持ちというのは忘れがたい温もりがある。
今年、このような雰囲気で最終日を迎える人材紹介会社はどれぐらいあるだろうか?
個人的に仲の良い人たちだけで飲みに行くパターンもあるだろう。
いろいろあった数年で傷つき疲れただろうが、そんなに尻の穴が小さいようでは駄目だ。
もうすぐ今年が終わり新年が来る。
「今年の事は御破算にしてリセットしなさい」 という天から授かった絶好の機会なのだ。
この機会を無駄にしてはいけない。
リセットしてリスタートしなければいけない。
年忘れだけでは意味が無く、新年の目標を立てなければいけない。
大きな目標である必要はない。
日々継続できる現実的で具体的目標を立てることが大切だ。
それを実行すれば必ず良い方向に進める。
ありがとう、とんでもない2009年。
そのおかげで、2010年は少しはましな年になりました。
「いいことは おかげさま わるいことは 身から出たさび」 みつを
合掌。