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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

お客様を待たせるな!!

「お客様を待たせるな!!」
 
【旧パソナキャリア様(現パソナ様)の調査結果です)】
 
■調査結果概要
 
 書類選考について選考結果の連絡がないと不安に思う期間について尋ねたところ、3日以内で3.1%、5日以内で9.7%、1週間以内で49.8%となり、1週間以内に結果連絡がないと不安になる(1週間以内に結果連絡を希望する)人が累計で62.6%となりました。2週間以内で連絡がないと不安に思う人は29.6%であり、2週間以内に結果連絡がないと不安になる(2週間以内を希望する)人が累計で92.2%にのぼりました。属性別に見ると、20代前半や、管理部門系の職種で、結果を早く希望する傾向が見られました。
 面接の結果について連絡がないと不安に思う期間について尋ねたところ、翌日までで1.2%、3日以内で16.5%、5日以内で11.7%、1週間以内までで52.7%となり、1週間以内に結果を希望する人が累計で82.1%という結果となりました。
 中途採用の選考期間は企業によって様々ですが、企業側での選考結果連絡の実態よりも、転職希望者はおおむね早めの選考結果連絡を望んでいる傾向にあるようです。
 
上記は、応募者サイドの調査結果ですが、求人企業サイドの調査結果もあれば尚良かったですね。
 
要するに、我々のお客様は相手からの返事を「一日千秋」の想いで待っているという事です。
 
1週間待たせるなんてとんでもないですよ。
 
自分が求人企業や応募者の立場に立ったらどうですかね?
 
書類提出して何の連絡も無く1週間、面接して何の連絡も無く1週間、
 
どんな気持ちでいますかね?

何十社も何十人も面接していれば、比較検討も大変でしょうし、忘れる事もあるでしょう。
 
悪気はなくても、1週間はあっという間でしょう。
 
例えば、求人企業は人事の人数も少ないし大変忙しいのです。
 
人事は採用だけやってるわけじゃないし。
 
ただ、それは貴方の事情、御社の事情で相手様には関係ないのです。
 
1週間以上時間がかかる事がわかっていれば、初めから
 
「●●ような事情で返事は10日ぐらいかかります。申し訳ございません。」
 
と言ってくれれば、相手もそのつもりで待っていることができます。
 
我々エージェントもそのように対応できますし、我々も先回りしてフォローすべきです。

しかし、理由もわからず遅い時は、きちんとお客様にプッシュしなければ駄目です。
 
人を待たせる時の自分の心境を考えてください。
 
逆に、待たされる時の自分の心境を考えてください。
 
デートの待ち合わせを想像すると近いですね。
 
相手と自分の立場・関係がイーブンなら、お互いに相手を待たせません。
 
万一待たせる時は、必ず事前に連絡するはずです。
 
待たせてしまった時は平身低頭お詫びするはずです。
 
逆に心の中で自分が相手より上だと思っている時は、相手を待たせる事があるはずです。
 
「一事が万事」
 
そんなところに人の本性が出ますよね。
 
クイックレスポンスは、サービスの最大のポイントです。
 
「早い、うまい、安い」 が最高ですが、「早い、普通、安い」 なら時々リピートします。
 
ただ、 「遅い」 となると誰もリピートしません。
 
レストランで注文したのに長時間待たされたら、まずくなくても、
 
その店には二度と行かないでしょう?
 
スピードというのものは、それぐらい大事なものです。
 
クイックレスポンスは、相手に対する尊敬の表現です。
 
逆に、待たせるのは、相手に対する軽視・軽蔑の表現です。
 
結果として、理由無く遅いのは、その会社やその人自身が軽蔑される結果になります。
 
遅くなる場合、遅くなりそうな場合は、
 
「○○のような事情で、少々お待たせしそうです。誠に申し訳ございません。」
 
と、事前に報告することが大事ですね。
 
これビジネス以前に人間の基本でしょう。
 
ここまで書いてみて、本当に当り前の話ですが、徹底するのは努力が必要ですね。
 
お互いに気をつけましょう。

「アノネ ひとのことじゃないんだよ じぶんのことだよ」   みつを
 
合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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