「この時期、業績を伸ばしている会社」
先日、この時期にかなり業績を伸ばしている会社に訪問した。
伸びている秘訣は大きく三つあると思った。
1 営業本部長が、創業期の話をしてくれた。
社長と二人で土日も出勤。
名簿を頼りに1件1件電話して、転職見込み客をサーチしていたとの事。
*当時はまだ個人情報保護法は施行されていなかった。
特定職種を最初のターゲットにして、その市場をとことん深耕した。
ターゲット市場は狭い方が良い。
点だったものが線になり、やがては面になる。
ターゲット市場が狭いほど面になるスピードも早い。
現在は、この初めに耕した市場でのビジネスが大きな柱になっており、他業界にも触手を伸ばしている。
「深く穴を掘れ。穴の直径は自然に広がる」
2 あとは、社長と営業本部長、このトップ二人が一番営業好きなようだ。
トップの姿勢が社員に与える影響は大きい。
トップが常に攻める姿勢を見せる。
社員も当然やるしかない。
細かい事をいろいろ言うより、トップ自ら活き活き働く姿を見せる方が社員に響く。
3 また、営業なので目標達成することを大前提としながらも、ただ数字を追いかけるだけでは
意味が無いとも語っている。
仕事の意義、社会的な影響など、よく考えながら仕事をしようと語っている。
数字、数字と言う前に、まずは、「さあ、みんな営業に行こう!!」 と言えばいい。
そんなシンプルなマネジメントでいいじゃないか。
言うは易きだが、こんな会社、なかなかいいと思う。
今後も微力ながら応援したい。
「ひとつの事でも なかなか思うようにはならぬものです
だからわたしは ひとつの事を一生けんめいやっているのです」 みつを
合掌。