「17年ぶりの直腸指診!!」
先日、久しぶりに人間ドックに行ってきました。
過去に使っていたクリニックと違って、今日の病院は、オヤジより女性の方が多かったです。
オヤジ連中は、建物や設備の美しさなどはあまり気にせず、
交通の利便性とか、混んでなくて早く終わるとか、料金が安いとか、
そのような事を基準に選んでいるような気がします。
女性は、検査を受けるならきれいで有名な所とか、ゆったりできてサービスが良い所とか
そのような基準で選んでいるのでしょう。
とにかく、大変女性比率が高く驚きました。
検査結果は、一部を除き当日の午後に説明を受けました。
結論から申し上げると、血糖値と尿酸値が若干高いだけで、大きな問題はありませんでした。
もう少し運動量を増やせば、すぐにリカバリーできそうです。
それから、視力が両目とも2.0に戻っていました。
昔から1.5か2.0だったのですが、最近はさすがに落ちただろうと思っていました。
適当に 「上、下、右、左」 とか、はっきり見えないながらも直感で答えていたら
当たっていたようで、
「素晴らしいですね。両目とも2.0です。」
と、測定係の人に言われたので、
「実は父親がアフリカ育ちの日系人で5.0なんですよ。
2.0までしか測定できなくて残念ですね。」
と言ったら、
「へー凄いですね!!
そんなの遺伝するんですか?」
と驚いていました。
でも、最近は老眼が始まったみたいで、突然手元で字を書こうとすると、
ぼやけて見えにくいんです。
しかし、これでやっと今晩酒が飲めます。
あー、一晩飲まないだけで、一日の半分損した気分でした。
それから、実は先日17年ぶりに、「恐怖の直腸指診」 を受診してしまったことも
ご報告しておきます。
読みたくない方は、どうぞ他のページに飛んでください。
ちょっとハードな飲み会が続いたなー、という時があったんです。
そしたら初めての体験だったのですが、○○○○のあたりが、ズーンと痛むんです。
それが数日続き気持ち悪かったので、仕方なく事務所の近くの泌尿器科に行きました。
初めての 「泌尿器科」 は、なかなか恐怖ですね。
「大事な部分に何をされるかわからない」 という不安があります。
この病院と言うか旧い診療所、結構流行っていて、常連さんも多いようです。
患者さんと診療所の人が、気安く話をしていました。
「固定客が多いなら悪い診療所じゃないだろう」 と思いながらも不安です。
受付:「初めてですか? 内科と泌尿器科、どちらですか?」
「周りに他の患者さんも待ってるのに、お前、声が大きいぞ!!」 と思いながら
私:「ひ、ひ、泌尿器科でお願いします。」
受付:「泌尿器科の方は、あちらでお待ちください。
待っている間に、このアンケート用紙に記入してください。」
と言われまして、内科の待合室から、2~3メートルしか離れていないトイレのそばの
パイプ椅子に座らされました。
内科の患者さんたちは、薄いカーテンが引かれてあるだけの、声も丸聞こえ、
周囲からも丸見えの所で診察されています。
「まさかあそこで、パンツ下ろせとか言われるんじゃないだろうな?」
とおびえながら待っていたら、
医者:「はーい、お待たせ。
貴方が泌尿器科の人?
それじゃー、こっちに来て。」
私:「はい。どこですか?」
医者:「こっちの部屋でやるから来て。」
という事で、トイレの真向かいにある個室に入り、医者はドアを内側からロックしました。
男と二人で個室に入り、ドアをロックされた!!
医者:「はい。アンケートは書いた?」
私:「はい。」
医者:「うーん。○○○○のあたりが痛いわけ?
じゃあ、パンツおろしてベッドに仰向けに寝て。」
私:「はー?」
医者:「直腸診やるから、早くパンツおろして仰向けになってください。」
「なにー!! やっぱりあれをやるのか!!」 と思いながら、
ここまで来たら開き直るしかない。
医者:「はい。両膝を抱えてー。
ちょっと指を入れるよー。」
「どうにでもしてくれ!!」
私:「いて、いてて!!」
医者:「ゆるゆるだねー。」
私:「どういう事ですか?」
医者:「健康な人はもっと固いのに、ゆるゆるなんだよ。
何か心当たりある?」
私:「飲みすぎかな?」
医者:「結婚してるの?」
私:「はい。してますけど。」
医者:「最近、外で遊んだ?」
私:「はー? どういう事ですか?」
医者:「最近、悪い遊びしてない?」
私:「はー? そんなの全くしてないですよ!!」
医者:「そうか? わかった。
はい、もういいよ。
今、前立腺を刺激したからトイレに行きたくなるよ。
トイレでコップに尿を取って来て。
検査するから。」
という事で、尿検査をしました。
医者:「ちょっと検査結果がわかるまで、これを読んで。
前立腺炎でしょう。
ただ、前立腺炎には急性も慢性あるし、細菌性のものもあるから、
悪い遊びしてないか聞いたわけよ。」
私:「ほー、なるほど。
いろいろ書いてあるなー。」
そうしている内にすぐに尿検査の結果が出ました。
医者:「確かに悪い遊びじゃないみたいだね。
ストレス、睡眠不足、過度の飲酒、座ってる時間が長い?
あてはまる?」
私:「いくつかは。」
医者:「うん。じゃあ、非炎症性 慢性骨盤内疼痛性症候群、これだね。
今日は漢方薬を出すからね、それを飲んで。
それから適度に運動して、腰の周りを冷やさないように。
それで数日様子を見ましょう。」
私:「はい。ありがとうございます。」
こんな感じで、漢方薬をもらって帰り、数日飲んだら痛みが無くなりました。
しかし、17年ぶりの 「直腸指診」。
やっぱり痛いし恥ずかしかった。
皆さんも、特に男性は加齢と共に、前立腺系の病気が増えますので、
どうかご自愛ください。
また、悪い遊びも控えてください。
「直腸指診」 されないで済むように。
「つまづいたっていいじゃないか 人間だもの」 みつを
合掌。