「金と女にまみれた紹介会社?」
先日、ある人材紹介会社のコンサルタントが来社されたので、転職理由を伺いました。
「うちの会社は赤字続きなのに、トップ自ら女性問題を抱えていたり、お金に汚かったりして
本当に金と女にまみれた会社なんですよ。
私たち女性社員にもセクハラめいた事を言ったりして、みんなで終わってるねって話してます。」
事実だとすれば、ひどいモラルハザードで、この会社が立ち直るのは容易じゃないですね。
「鶏が先か? 卵が先か?」 ですが、業績が悪い状態が長期間続くと、往々にしてこのような
モラル崩壊状態に陥りがちですね。
このような会社を建て直すには、どうしたらよいのでしょうか?
鶏と卵を逆にしてみましょうか?
業績をどうこう言う前に、モラルの回復から着手しましょう。
・遅刻、欠勤を無くす。
・直行直帰を常識の範囲内に留める。
・挨拶の徹底 「おはようございます!!」 「お先に失礼します。」 「お疲れ様でした。」
「ありがとうございます。」 「申し訳ございません。」 など大きな声で。
・電話を早く取る。遅くても3コール以内に明るく元気に。初めはカラ元気でも良い。
・ミーティングは少なく、やる場合は目的を明確に短く。
・だらだら残業しない。毎朝、その日の帰宅目標時間を決めてホワイトボードに書く。
・何となく土日出勤しない。大した仕事無いなら休む。
・だらだらタバコを吸わない。連れタバコしない。
・毎日10時には営業に出る。
・月に1回ぐらい全員で飲みに行き語り合う。
新卒みたいですが、こんな当り前の事を繰り返す内に自然と社内の雰囲気も良くなり
業績も上がります。
業績が上がれば、くだらない事に関心が向かなくなり、更に健全になります。
マイナスをプラスのスパイラルに変えるのは、考えるより行動です。
考えて良くなるのなら、とっくに良くなっています。
でも、言うは易きで、実行・継続には相当な努力が必要です。
私も頑張ります。
「考えてばかりいると 日がくれちゃうよ」 みつを
合掌。